SIDEWALK TALK

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桐枡

2007-06-30 10:40:41 | まちづくり
Kirimasu後輩でもある中津 JC から、酒枡(一合枡)の注文があった。
わが社は桐箱屋だから、作った枡は当然、総桐製ということになる。


一般に、枡の材料はスギ or ヒノキ。
杉や檜は独特の香気があり、お酒の香りと相まってさらに香味をます。
江戸時代、
灘(関西)などから江戸に千石船で運ばれたお酒も、杉製の樽に入れられていた。


一方、桐枡。
桐にはほとんど香りがなく、上記のような効能は期待できない。
それどころか、お酒が木に染みこむんじゃないかな?


この桐枡、今日おこなわれる「第40回大分ブロック会員大会」で使用するらしい。
枡の一つ一つ、歴代ブロック会長の名前をシルクスクリーンで印刷した(非常にメンドくさい)。
僕は JC をすでに卒業してるけど、せっかく JC マークのスクリーン印刷の原版を作ったんで、
名前なし(JC マークのみ印刷)の枡を一つ作ってもらった。
なんとなくウレシイもんです


増矢桐箱 KIRIBAKO.NET
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ニュース断想

2007-06-29 09:48:30 | アート・文化
Newspaperここんとこ、ブログの更新ペースが落ちてる。
ネタがないわけじゃないけど、かれこれ忙しいもんで。
で、きょうは、ここ2~3日のニュースについての断想っていうか、雑感みたいなもの。
 

宮沢喜一氏死去

ちょっと前、TV で拝見したときは、お元気そうだったけど。
戦後の政治史上、
もっとも優秀な官僚であり、もっとも能力の高い政治家の一人であったことはまぎれもない。
でも、総理総裁(トップ)としての度量となると…?
リーダーというより、あくまでも実務家だったんでしょう。
老衰とのこと。ご冥福をお祈りいたします。
 

緒方元公安庁長官を逮捕

朝鮮総連中央本部をめぐり、虚偽の所有権移転登記がおこなわれた事件。
公安の元トップが総連に接触したり、
元日弁連会長が総連の顧問弁護士になってたり、
4億を超えるカネが簡単に動いたり。
単なるカネ目当ての詐欺なのか?
政治的なサムシングがあるのか?
ワケわからん…?
 

楽天 “完封負け” TBS 株主総会2提案否決

ダメ元覚悟でのアタックだったんだろうけど、予想どおり、TBS の横綱相撲に一蹴された格好。
楽天は、どうしてあそこまで TBS 買収に固執するんだろう
と、思う反面、
日本の大手民放カルテルへの参入には、こういうやり方しかないのかも
とも思う。
放送業界は、未だに護送船団方式ってことか。
 

光市・母子殺害 集中審理

被告の元少年の証言をきくと、ホントにやるせない気持ちになる。
この元少年は、犯行の性質からいって、キチガイでド変態で人だから、
コヤツの証言にマトモにつきあうのはバカらしい。
それよりも、21人の弁護団。
法廷でこういう証言を平気でさせる彼らに、法律家を名乗る資格はない。
日本にも、法廷侮辱罪が必要なのでは?
本村さんが、ホントにお気の毒だ。

 
「石見銀山遺跡」世界遺産に

こんなの知らんかった。
とにかく、地元の皆さん、関係者の皆さん、おめでとうございます。
ところで、われらが「富士山」がなかなか世界遺産に認定されない。
以前、世界“自然”遺産での登録をめざしたけど、世界でもっともゴミの多い山と酷評され却下。
で、今度は、世界“文化”遺産での登録をめざしてるんだって。
なんか、姑息なカンジがする。キレイにして、世界“自然”遺産で認めてもらおうよ。
 

フジモリ氏 出馬表明

フジモリ元ペルー大統領が、国民新党の公認候補として、参院選への出馬を決めた。
チリで軟禁中でしょ。
しかも、日本の現状を、どんだけわかってるのかな?
仮に当選したとして、登院できるんでしょうか。
日本の国会をナメんなよ。
  


天下り

2007-06-27 11:23:27 | 国際・政治
Amakudari_1参院選対策のためなのか?
政府・与党は国会の会期を延長し、選挙日程をずらしてまで、
いわゆる「天下り禁止法案」の成立に躍起になっている。
  
「天下り」や「渡り」を根絶することに異を唱えるひとはいないと思う。
でも、公務員改革は、急ごしらえではできない。
ゴリ押しは避け、廃案にして練り直すべきだ。

太平洋戦争の敗戦により、
政界や経済界、皇室制度、教育制度、庶民生活等、ありとあらゆる日本のシステムがリセットされた。
凄まじいことに、国軍すら廃止された。
ただし、「官」だけは残った。

「官」とは明治維新で誕生した太政官政府のことで、
今では官僚機構とか公務員組織とか呼ばれているが、その本質は同じものである。
良きにつけ悪しきにつけ約140年かけて構築してきた「官」のシステムを、
わずか数日の付け焼き刃的な審議で改革できるとはとうてい思えない。
性急な審議は避け、参院選挙後、地に足をつけた議論をして法制化すべきだろう。
じゃないと、老獪な官僚機構は、この法案の抜け道を見つだすにちがいない。
 
  
前置きが過ぎました。
きょう、エントリーしたかった記事はコレ↓。
 
今回の参院選の与野党の目玉候補は、
横峰パパや丸川アナ、丸山弁護士、ヤンキー先生、有田芳生…etc
また、擁立に失敗した KING カズと島田洋七、あと誰かいたっけ?
  
彼らには申し訳ないけど、これは完全な票寄せパンダ。
官僚の天下り禁止も大切だけど、これじゃあ参議院は有名人の天下り先といわれてもしょうがない。
良識の府を標榜するなら、政党推薦の候補者は高い見識をもって選んでほしいですね。
  


ウタイツグウタ

2007-06-24 11:02:35 | デジタル・インターネット
Djtk謎の覆面アーティスト「 DJTK 」(要するに小室さんですね)が、
J-POP 史に残る往年の名曲を TK 流にリミックスしたアルバムをリリースする。

DJTK は、昨年1月から無料の音楽配信サイト「 mF247 」上で、
佐野元春の「 SOMEDAY 」などのリミックス曲を発表してきた。
それらに加えて未発表曲を含めた10曲入りのリミックス・アルバム
『 CREAM OF J-POP ~ウタイツグウタ~ 』を完成させた。
収録曲は、以下のとおり。

  CREAM OF J-POP ~ウタイツグウタ~

  JUMP  feat. 忌野清志郎
  WANDERERS  feat. 松任谷由実
  Happiness×3 Loneliness×3  feat. TM NETWORK
  ガッツだぜ !!  feat. ウルフルズ
  SOMEDAY  feat. 佐野元春
  My Revolution  feat. 渡辺美里
  アンジェリーナ  feat. 佐野元春
  I WANT YOU BACK  feat. KCO
  恋しさとせつなさと心強さと  feat. 篠原涼子
  ROCKET DIVE  feat. hide with Spread Beaver
 
このアルバムを購入するかどうかは微妙だけど、
J-POP 史上の「歌い継がれるべき歌」に佐野さんの楽曲が2曲選ばれたのは、
ファンとしてはウレシイかぎりだ。
  


沖縄慰霊の日

2007-06-23 09:59:14 | ニュース
peaceきょう6月23日は、「沖縄慰霊の日」。
敗戦が決定的な状況にもかかわらず、民間人でありながら軍の指揮下に組み入れられ犠牲になった沖縄の人びとの魂に、心から哀悼の誠をささげたい。

太平洋戦争末期、
小笠原諸島の硫黄島を確保したアメリカ軍は、アイスバーグ作戦とよばれる沖縄攻略作戦を開始した。
約1500隻の艦艇と後方支援もあわせてのべ約55万人の兵力で、慶良間列島の座間味島、渡嘉敷島、慶留間島などを次々に攻略。ついには沖縄島中部の嘉手納、北谷海岸に上陸し、その日のうちに嘉手納の中飛行場と読谷の北飛行場を占領した。

沖縄戦の特徴は、
本土決戦か徹底抗戦かで陸軍と海軍の意見がくいちがったこと、
国体護持の捨て石として住民が軍の指揮下におかれたこと、
日本で唯一の地上戦であったこと
などがあげられる。
  
とくに住民は、町ぐるみ、村ぐるみで軍に組みこまれ、学徒も動員されて多数の戦死者をだした。
約3ヶ月の戦闘で、
日本側の死者は約18万8千人、うち軍隊約6万6千人、防衛隊員約2万8千人、戦闘協力者をふくむ住民約9万4千人で、
アメリカ軍は1万2520人だった。

民間人の犠牲が最も多いことに驚かせられる。
負け戦に兵力(しかも民間人)を逐次投入するという、
戦略上最大のタブーを敢えて冒した参謀本部と軍令部は悪魔としかいいようがない。
犠牲になった沖縄の人びとにたいして、後進の僕らは祈りをささげるしかないのだろうか。
過ちを繰り返さないことはもちろんだが、そのためにも、メディアにはもうすこしこの記念日を大きく取り扱ってほしい。
  


夏至

2007-06-22 11:13:57 | うんちく・小ネタ
Umbrella_stand梅雨入りしたけど、そんなに雨は降ってないかな。
ことしの九州北部の梅雨は、シトシト降るタイプじゃなく、
真夏の夕立のようにいきなりザーッと集中豪雨みたいなカンジです。

梅雨に備えてってわけじゃないけど、先日、傘立てを買いました。
ヴァイオリンを摸したやつで、気に入ってます。
ワイフが雑誌で見つけて、ネットで即買いしました。

ところで、きょうは夏至らしいですね。

夏至は、中国ではアンラッキーな日(厄日)っていうイメージみたいです。
夏至の時期(旧暦5月)は高温多湿で病気が流行り、物が腐敗する悪月として忌み慎んだそうです。
  
月令にも、
「是の月や、日の長きこといたる、陰陽争ひ、死生分る。君子斎戒し、処するに必ず身を掩して躁ぐこと毋れ」
と、あります。
そのためか、5月(旧暦)にはさまざまな厄よけや禊祓の行事がおこなわれました。

一方、西洋(キリスト教世界)では、ラッキー・デイ。
ゲルマン人の間では古くから夏至の行事がおこなわれ、
キリスト教普及後、6月24日の「聖ヨハネの祭日」が夏至(Midsummer Day)とよばれるようになりました。
  
夏至は勝利の太陽が最高点に達して大地に祝福をもたらす日とされたため、
その前夜に村の広場や山の上に藁束をつみあげて火をつけ、太陽に加勢する火祭がおこなわれたそうです。
またヨーロッパでは、
夏至を境に雨の日が多くなるため、この日の雨を「ヨハネの洗礼」といったりします。
  


桐箱作りは有酸素運動

2007-06-21 13:33:16 | うんちく・小ネタ
Diet皆さん意外に思われるでしょうが、6~7月は桐箱作りのトップシーズン。
今年はとくに想定外の受注をいただいていて、納期をまもるのに汲々としてます。

てことで、ふだんオフィスのデスクにへばりついてパソコンをチマチマといじくってる僕も、最近は現場へ。
梱包作業くらいしかしないんですが、どうやら痩せたみたいです。
めったに体重計には乗らないんですが、
友だちが痩せたというので、量ってみたら3キロ減。

話は変わって、
「ビリー来日」
とていうニュースをきいて、ビリー・ジョエルがコンサートのため来日したのかと思ったら、
あのダイエットDVD 「ビリーズ・ブートキャンプ」のカリスマ・インストラクター、ビリー・ブランクス隊長がついに日本上陸。
この DVD は、世界で1000万本の売上を記録するほどのヒット商品とのこと。

でも、桐箱屋には必要ありません。
桐箱作りは、有酸素運動。
仕事に励むことが、ダイエットへの近道です。
  


ブロガーさんたち

2007-06-20 11:08:07 | デジタル・インターネット
Note_pcサイバーテロやネット犯罪などが横行している昨今だけど、
インターネットやブログは善意の心で運用すれば、これほど便利で快適なものはない。
実生活では知り合う確率ゼロの人たちにめぐり逢えたり、
自分の感性にちかいひと(もしくは真逆なひと)の断簡零墨にふれることは、
ホントにたのしい。
僕がブログをはじめたキッカケはいろいろあるけど、
その最大の理由はストレンジャーたちとのコミュニケーションをたのしみたいからだ。

自分のブログ上にはブックマークやお気に入りなどをとくだん設けてないけど、
ほぼ毎日遊びにいってるブログが数件ある。
訪問してるブログはさまざまで、
僕とおなじオッサンだったり、キャリアウーマン、主婦、女子大生、科学者、シンガー、プータロー、JC の友だちや後輩…etc 、多士済済。
あえて共通項を見つけるとすると、
それらのブログが善意で運営されていて、感受性という点で多量に少年(少女)の心をもつブロガーさん
というところだろうか。
とにかく、読んでて幸せな気持ちになる。

こんなことを言うと生意気かもしれないが、ブログの基礎は雑談だと思う。
雑談には、閑と技倆が要る。
さらにその底にブロガー(管理人)の精神の爛熟というものがなければならない。
僕が訪れるブロガーさんたちのサイトは、そういう条件が何拍子もそろった上に成立している。

じっさいに会ったこともない人がほとんどだが、
友人ブロガーさんたちのいない日常を想像すると、僕の生活は色褪せてしまうような気さえしている。
これを読んでくれてるであろう友人ブロガーさんたちにたいして、
「これからもヨロシク」
と敢えて声にだしたい衝動を抑えきれずに、きょうの記事をエントリーした。
 


『COYOTE』寸評

2007-06-17 10:52:02 | 佐野元春

そういう時代なのか、
最近のポップソングには、むずかしく表現されたものが多い気がする。

そんななかで佐野元春の新作『COYOTE』は、
独特な言いまわしと、ありきたりでない視点と、精神の調べを感じさせる表現をもって、
荒地と化した現代社会をCOYOTEと呼ばれるある架空の男の視点を通じて
みごとに造形化している。

COYOTE(初回限定盤)(DVD付)  COYOTE (初回限定盤)(DVD付)

 佐野 元春
 価格:¥ 3,500(税込)
 発売日:2007-06-13


このアルバムのキーワードは、佐野さん自身が語っているように"Younger"。
「若々しく」はあるが、けっして粗野・稚拙-Young-じゃない。
若いミュージシャンとのコラボによる化学反応が楽しい今作だが、
イチかバチか or 偶然のサムシングじゃなく、
クールな計算が垣間見える作品に仕上がっている。
まさに、佐野元春の真骨頂だ。

人間の情熱の量などたかが知れたものだが、
ときに巨大な量を持って生まれざるをえなかった人がいる。
佐野元春が、その一人である。

佐野さんにおける生命の炎というべきものは、
もし彼がアーティストじゃなかったならば、不必要に多量すぎる。
佐野さんは幸いミュージシャンであったために、
その火に灼かれることなく生きつづけることができた。
佐野さんはその火を包みこんで発光させる作業をしつづけてきたが、
若いころは、白炎のようなその気体が、
オブラートに包みきれることなしに、生の炎として噴きだしていた。

この『COYOTE』は、多くのキャリアを経て成熟したサウンド・プロダクションでありながら、
ひさしぶりに佐野さんの生の炎-狂気といってもいい-を感じることができる作品だ。
僕は、佐野元春というミュージシャンを同時代に得たことに、誰彼なしに感謝をしたい。


Sweet Soul Blue Beat

2007-06-13 09:50:18 | ブログ
きょうは、待ちに待った佐野元春のニュー・アルバム『 COYOTE 』の発売日。
ネット注文してるんで、配送待ちです。

先行シングル(でもないか?)「君が気高い孤独なら」のサブタイトル(英題)は、
Sweet Soul Blue Beat 」。
発売日まで聴かないようにガマンしてたんで、どういう曲かは知らないけど、
おそらくこの"Sweet"は"ステキな"、そして"Blue"は"若い(青っちょろい)"
という意味で使われてると勝手に解釈してます。
はやく聴きたいけど、手にするまでいろいろ想像(妄想)するのも楽しみのひとつですね。

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新譜のリリースにあわせて、
佐野さんのオフィシャル・ファンサイト「 MWS 」内の「 "COYOTE" 特集サイト」で、
ブログパーツの配布がおこなわれていました。
僕は、元春ファンを自認してるわりには、あまり MWS にアクセスしない。
だから、このブログパーツ配布も、
他の元春ファンのブロガーさんたちのサイトで知ってマネッ子したわけです。

ところで、今日中に届くのかな?気がかりです。