BSの朝ドラは生活ルーティン化している。
だから歴代の朝ドラをずっと見てきたんだけど、
「芋たこなんきん」は数少ない例外のひとつなんだよね。
「芋たこなんきん」放送当時、
家を新築していて、実家に居候していた。
その期間、朝のルーティンが変わらざるを得ず、
放送時間には通勤していたからだ。
意外にも、当時の視聴率は芳しくなかったらしい。
しかし、BS再放送中の作品を見ると、
登場人物一人ひとりの描き方が細やかで、
役者さんたちの秀逸な演技も相まって、
朝ドラ史上の名作といっていいんじゃないかな?
藤山直美さんは舞台のひとである。
だから、國村隼さんとの掛け合いは、
アドリブの応酬だとひとり合点していた。
事実はちがったようで、シーケンスであっても、
二人が演じるとアドリブと思えるほど自然に見えた。
演技力の為せる業だったのだ。
この作品はなぜかアーカイブ化されていない。
それは舞台女優である藤山直美さんのこだわりで、
作品はその時代その時代のもので、
作られた時代に観てほしいということだったらしい。
この藤山直美さんの矜持が、
「芋たこなんきん」という作品を
さらにブラッシュアップさせたのかもしれないな。
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