SIDEWALK TALK

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フランダースの犬

2012-11-28 11:21:45 | アート・文化
Flanders2ということで、フェルメール展にいってきた。
ていうか、フェルメール展じゃなかった。
正確には「ベルリン国立美術館展」で、
フェルメールの作品は1点しかなかった。
それに気づかずに、前売り券を買っていた。
ま、所詮、そんなレベルだ。


いうまでもなく、僕は絵画に精通していない。
それどころか、さして興味がない。
けど、たまにはアートに触れるのもいいもんだな。


小雪がナレーションしてる音声ガイドが秀逸だった。
だから僕のような門外漢でも、それなりに楽しむことができた。
とりわけ「絵画の黄金時代」のチャプターは、
好きな17世紀のオランダがフィーチャーされていたので特に楽しめた。


僕的には、フェルメールよりも、
レンブラントの絵を鑑賞することができたのがうれしかった。
レンブラントについては以前、司馬遼太郎さんの「街道をゆく:オランダ紀行」で
少し読みかじったことがある。
本には絵画やエッチングだけじゃなく、
その半生も描かれてたから、興味深く鑑賞できた。


帰宅してググってみると、勘違いにまたひとつ気づいた。
アニメ「フランダースの犬」でのネロの最期のシーン、
アントワープ大聖堂の絵画「キリストの昇架」の作者はレンブラントだと
独り合点してた。
が、正解はルーベンス。


実は、今回の展覧会には、
このルーベンスの「聖母被昇天」の下絵が展示されていた。
迂闊なことに、僕はチラ見しただけで通り過ぎた。
それが、今回の展覧会の唯一の心残りかな?

取り持ち女に会いたい

2012-11-23 13:21:46 | アート・文化
Torimochionnaガラにもなくフェルメール展のチケットを買ってるんだけど、
未だに行けてないし、行くメドもたってない。
会期、もうすぐ終わっちゃうんだよな。


この3連休が最後のチャンスだった。
初日の今日は、残務処理があって出社。
明日は、遠い遠い(距離じゃなくて縁)親戚の法事。
あさっては、懇意にしていただいている長唄のお師匠さんの社中の会


もっとも絵画やフェルメールに、さして興味があるわけじゃない。
単なる物見遊山、野次馬根性ってやつだ。


会期終了もちかいし、3連休だし、博物館はごった返してるだろう。
人が多い場所は好きじゃないけど、チケットを無駄にするのももったいないし...
長唄の先生には申し訳ないけど、
社中の会、ぶっちぎっちゃおうかな。


四十代の潜水生活

2012-11-19 10:17:04 | テレビ番組
Yamazaki最近の休日の過ごし方、自分でもひどいと思う。
日がな一日、リビングに籠もりっきりで、無為に過ごしてる。
四十代の潜水生活。


遅起きしてもいいんだけど、むしろ朝寝坊したいんだけど、
歳のせいなんだろう、朝6時にはベッドを離れる。
歯みがきして、「宇宙兄弟」みて、レコーダーに録ってる映画みて、
ブランチで酒を煽る。


で、食後、惰性で、スナックやチョコをつまみに飲みながら映画をみる。
ときには寝落ちして、夕方を迎える。
日曜の黄昏時なら、FM で「あ、安部礼司」をバスルームで。
入浴後、またビールを飲みながら晩飯をかっ喰らう。
そして寝るまでダラダラ飲み。


テレビと酒と風呂と飯。
孤独を気取るのも愉快な Forties Submarine!!!


国のための準備

2012-11-17 09:42:25 | ニュース
Nodasori解散の瞬間、野田首相は身じろぎひとつしなかった。
隣席の官房長官が「慣例だから」と万歳を促したそうだが、首相は
「480人の首を切るのはつらい。こんな決断、今までしたことがない」
と語ったという。
「解散詔書に副署するときが一番いろいろ胸に迫ってきた」
とも漏らしたといい、民主党首相としての初の解散権の行使は、
本人的には相当沈痛だったようだ。


何だそりゃ、なにセンチになってるんだ。
「副署するとき」って、じゃあ解散詔書のメインの署名人の御心はどうだと思ってるんだ。


解散権は内閣総理大臣の専権事項である、とよくいわれる。
実質的にはそうだろう。
しかし最近の国会の惨状をみれば、屁理屈もこねたくなる。


憲法論は専門じゃないし、紙数も必要で煩雑になるから端折るが、
衆議院解散は天皇の国事行為と憲法7条に明記されている。
つまり、決めるのは総理でも、最終執行者は天皇陛下なのだ。
陛下は無論、政治には一切介入なさらない。
陛下のご心情を慮るなど不敬なことだけど、
この国事行為をおこなった陛下のご心痛はいかばかりだっただろう。


ともかく選挙になった。
正直、ちょっと(かなり)白けてる自分がいる。
この1ヶ月、空回りのフィーバーを見せつけられるのはウンザリだけど、
無関心が一番の悪だと自分に言いきかせて自分の1票を投じたい。


国のための準備はもうできてるかい?

情けは人のためならず

2012-11-13 18:36:18 | うんちく・小ネタ
Biriken7~9月の GDP 伸び率、年率換算-3.5%というバッドニュース。
そういえば、わが社の業績もこの3ヶ月はひどかったな。
現実逃避しても何も解決されないんだけど、
試算表に目を通すことに怯みを覚えていた。


10月、久しぶりに山口県萩市に車で出張した。
帰路、コンビニに寄ったところ、ちょっとした出来事があった。
自慢っぽくなるから詳細は触れないけど、いわゆる小さな親切をした。
正直メンドくさかったんだけど、このまま立ち去るのも後味が悪いと思い、
自分の気持ちの整理のために渋々おこなったってのが実情だ。


無論そのこととは無関係だろうけど、
以来、急に忙しくなってきた。
「情けは人のためならず」だなと、独り合点している。


「困った時の神頼み」ってのもあるかもしれない。
事務所に小さな神棚を祀ってあって、僕は毎朝、拝礼している。
仕事が暇になると、お参りにも自然と力が入る。
ま、現金なもんです。


経営者が会社の業績を必要以上に神仏や摩訶不思議な力にすがるのは NG だろうけど、
ちょっとした心の支えにするくらいなら害はないと思う。
と言いつつ、今もビリケンさんのマスコットの足裏を撫でている。


トランス脂肪酸

2012-11-11 14:52:48 | テレビ番組
Butterたかじん委員会で「トランス脂肪酸」が取り上げられていた。
名前は聞いたことあったけど、どういうものか皆目知らなかった。
事によると、カラダにいい成分だと勘違いしていたかもしれない。


不飽和脂肪酸の知識自体ほとんどないから、
説明を聞いてもチンプンカンプンだったが、
とにかく身体には百害あって一利なし的な存在だということは理解した。
とくに心臓疾患や認知機能の低下のリスクが指摘されているという。


欧米では厳しく規制されているけど、日本ではまったくの野放し状態らしい。
表示義務すらないし、その議論もほとんどなされてない。
その元凶は、ご多分に漏れず、官民の癒着(天下り構造)にあるとのこと。


番組によると、トランス脂肪酸は天然の植物油にはほとんど含まれず、
水素を付加して硬化した部分硬化油を製造する過程で発生する。
要するに、それを原料とするマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングなどに多く含まれいる。
水素が身体に悪いというのも今ひとつピンとこないけど、意外と身近なものなんだな。


表示義務がないんだから、僕らには防御策がないのが実情なんだろう。
出演していたパン屋さんによると、
「無添加」を標榜しているお店は、トランス脂肪酸を意識している確度が高いらしい。


ヒステリックに病的に食の安全を叫ぶ輩には同調できないけど、
把握していながら隠蔽される気持ち悪さには耐えられない。
政治や役所へ当たり前にある不信感。
この苛立ちは何だろう? 途方に暮れている。


5 Days of War

2012-11-10 10:40:40 | テレビ番組
今週は忙しかった。
ブログ書く時間が、なかなか取れなかった。
書きたいこと色々あったんだけど、バタバタしてるうちにほとんど失念した。
歳のせいかな?


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今日は完全休日の予定だった。
遅起きしてもよかったんだけど、やはり歳のせいか、いつも通りに起床。
やることないから、レコーダーに録ってあった映画をみてた。


『 5 Days of War 』
(作中では「 5 Days of August 」と表記されていたと思う)


北京オリンピックの開会式の日、ロシアのグルジア侵攻を題材にした作品。
フィクションを織り交ぜつつ、真実をシクロさせ、ドキュメンタリータッチに映画はすすむ。
迂闊にも、僕はこのこと(戦争)を知らなかった。
劇中の世間同様、五輪にうつつを抜かしていた。


アメリカ(西側)目線で描かれているから、ロシアにも言い分はあるだろうけど、
あの国にはやはり眉をひそめざるを得ない。
劇中の戦禍がすべて真実なら(ある程度真実だろう)
オスプレイごときで騒いでいる僕らはのんきな父さんだ。


実は、まだ半分ほどしか観ていない。
急用でスクランブル出社したからだ。
お昼前まで野暮用で事務所に詰めることになった。
商売人は暇が大敵だから、これは喜ぶべきことなんだよな。


帰ったら続きを観るつもりだけど、
今んとこ、この映画にカタルシスは毛ほどもない。
最後に少しでもいいからハッピーな何ごとかが起こることを願いつつ、
事務所でデスクに向かっている。


さよならアメリカ さよならニッポン

2012-11-07 16:44:44 | アート・文化
America僕は、世代からいっても、アメリカの戦後占領政策に洗脳されているんだろう。
アメリカ合衆国は、自国の利益のためなら手段を選ばない、
戦争だって人殺しだってやるクソッタレな国だ。
そしてわが日本は、この国から核爆弾を落とされた、世界で唯一の被爆国だ。
けど僕はなぜか、あのろくでもない国を嫌いになれない。


僕は無邪気にも、
アメリカの音楽に憧憬を抱いたり、
アメリカの文学に共鳴したり、
アメリカの映画で休日を過ごしたり、
アメリカのファッションを身に纏ったり、
アメリカのジャンクフードに舌鼓を打ったり、
アメリカのスポーツを楽しんだりしてる。
挙げ句の果ては、アメリカ発の哲学「プラグマティズム」を信奉している。

僕の大和魂、いったい何処にいってしまったんだろうか?


そのアメリカ、どうやらオバマ大統領が再選したようだ。
この選挙結果について、僕には特別な感慨はない。
ただ、あの国の選挙をみてていつもうらやましく思うことは、
老若男女、オカマにオナベ、ほとんどの国民が大統領選に熱狂し、自らコミットしている。


アメリカの民主主義を輸入しているはずの日本。
僕が体験してきた僕の国の選挙は、ブームや旋風で盛り上がったとしても、
どことなく空回りのフィーバーなんだよな。


スマホデビュー

2012-11-03 15:37:42 | デジタル・インターネット
Xperia_sx遅ればせながら、スマホを買ってきた。
今日未明、ガラケーが脳死状態に陥ったからだ。
正直、使いづらいな。
何するにしても、ガラケーよりもひと手間 or ふた手間要る。
けど、なぜか時めいてる自分もいる。


僕は、通話にしろメールにしろ写真にしろネットにしろ、
ケータイをそれほど使わないので、ガラケーで充分なダイナソーだ。
ドコモショップの女の子も、あんまり使ってないですね、と半ば呆れていた。
そんな僕だが、次の機種変はスマホと決めてたから、今回のデビューとなった。


機種は、機能においては頓着がない。
どうせ使いこなせないからだ。
で、選ぶ基準はデザイン重視、コンパクトなやつと決めている。
初めてケータイを持った20年まえからこれは一貫してる。


加えて、最近は Made in Japan に固執している。
日本の家電メーカーが不調の今、
ことさらに外国製品を買う理由は僕には見つからない。
そんなこんなで、ソニエリ(これも終わったらしいが)の Xperia SX にした。


大画面が主流というスマホ業界にあって
コンパクトなデザインは異端児なのかもしれないけど、
見た目(ダウンサイジング)がソニーらしくてカッコイイ。
けど、喜び勇んで買ってみたが、
老眼のオッサンの目には厳しいものがあるのも事実。
ま、ぼちぼち慣れていこうと思う。


にしても、今の機種変って1時間以上かかるんだな。
ショップの女の子は一所懸命やってくれて無駄はないように思えたから、
これはシステムの問題か?
ともかく大人のオモチャが手に入った。

衣替え

2012-11-01 16:44:23 | コスメ・ファッション
Hanger基本寒がりなくせに、なかなか衣替えに踏み切れなかった。
朝晩はめっきり涼しくなってきたけど、
日中は動けば汗ばむ陽気が続いていた。
きのうも、午後は半袖シャツになってたし。


でも、さすがに今朝は寒かった。
けど、まだ衣替えしてなくて、
半袖シャツにトレッキングウェアのトレーナーを着て出社した。
ま、昼になればまた暖かくなるだろうとなめてた。


けれど...、だ。
きょうは寒気が強く、いつまでたっても寒い。
てことで昼食後、半袖シャツの上に長袖Tシャツ着て
さらにトレッキングウェアを羽織るという、変な格好になっている。


で、会社を抜けだして、衣替えを敢行。
始めてみればなんてことない。
ものの15分ほどで終了。早くやればよかった。


しかし、夏服をクローゼットにしまうとき気づいたんだけど、
今シーズン1回も着てない服って結構あったな。
逆も然りで、きょう引っ張り出してきた冬服にも同じことが言えそうな気がする。
それほど服持ちじゃないのに...