![Kappaebisen Kappaebisen](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/ee/4c566775a53bca97f3a0f816e5a100be.jpg)
僕はガキのころからどうもエビが苦手。
納豆やゲテモノ系もご遠慮願いたいが、
こっちの方はシンパシーを感じてくれる人がけっこういる。
エビ嫌いはめずらしいみたいで、
「アレルギーですか?」とか、「カニは食べられるんですか?」なんて、
僕からすればトンチンカンな質問をよく浴びせられる。
別段アレルギーでもないし、カニ(特にワタリガニは)大好物なんだよね。
けど、エビ嫌いは意外に重宝がられる。
会席料理や和食のお店、結婚披露宴などでは、
“おめでたい”ということで、必ずといっていいほどエビ料理がでてくる。
隣席のひとに「エビきらいなんですけど、食べます?」と
エビ天やエビのにぎり寿司をすすめると、ほぼ百パーの確率でよろこばれる。
奇特なひとは「じゃ、代わりにウニをあげます」などと、
アンビリーバブルなことをいってくれたりもする。
これが「ネギ嫌い」や「グリーンピース嫌い」だと、こうはいかないだろう。
つまり「エビ嫌い」は他者を幸福にする好き嫌いなんだと僕は独り合点して、
苦手を直そうともせず自分を納得させてきた。
ところが.....だ!
かっぱえびせんは、人並みに「やめられない、とまらない」状態に陥ってしまう。
あれほどエビ臭い歯クソ菓子もないと思うが、やっぱオイシイ。
このことからも僕の好き嫌いは多分に気分によるものだと察せられるが、
前述の幸福論を盾にエビ嫌いを、本当の真実がつかめるまで Carry on!