バス停の何人かの人を横目に私はなぜか懐かしい町並みを一人歩き始めた。薄暗い街灯の明かりを頼りにもう閉まっている店を見ているとふと可笑しなことに気がついた。”私はここに来た事がある、それも幼い頃に‥。”そうだあそこを曲がれば私の、私の幼い頃住んでいた家がある。もう懐かしくて懐かしくて急いでそこの曲がり角を曲がった。あったあったぞ思い出深い住み慣れた家が‥。電柱の薄暗い明かりが家の玄関をぼんやりと照らしている。窓には明かりが‥。私は不思議さにかられながらも玄関に向かった。つづく。
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