今日は酔いどれの大好きなブルース・リーの映画「燃えよドラゴン」の一場面の切り絵です。見たな~この映画、ビデオ、DVDと買い、3百回近くは見てる。また買い換えないと品物が磨り減ってるんじゃないか?
天気がすっきりしない分、なにか心もすっきりしない。こんな時はやはり息子の事を考えてしまい落ち込んでしまう。そろそろ切り絵も忙しくなってきたので頑張らないと‥。太郎よ、とうやんに元気を‥‥。
息子の面影にひたっている毎日ですが、犬というか動物の病気の進行の早さに驚きます。動物病院の先生の宣告を受けてわずか一月足らずで逝ってしまうとは‥。一週間ごとに悪くなり最後は見ていられませんでした。それでも苦しまず、眠るように逝ってくれたのがせめてもの救いです。何度でも言いたいです、息子よ安らかに‥‥。ブッキーさん、本当に慰めのお言葉身にしみております。こうざん先生も本当に有り難うございます。少々ですが気持ちも落ち着いてきました。
寂しさ~の徒然に~手紙を~したためていま~す、陽水さんの歌ですが今では、寂しさの徒然にメールを送っていま~すあなたにです。天国の太郎にメールを送れるといいのに‥。
連休も明け、また世間の賑わいが戻ってきた。それぞれ疲れたようなまた逆に生気がみなぎったような顔をして出勤して行く。そんな中ぽつねんと一人黙々太郎と散歩した道を歩くのも寂しいもので空しくなってきました。エアー太郎よ、元気いいな~。その元気とうやんにもくれよ!廃校の寂しそうな姿に自分を見たような気がします。ペン画です。
今日は紋別まで、誰も居ない家の様子を見に行ってきました。ガランとした家の中、寒々としてあの賑やかな日々は何処へやら。太郎の残していった残骸もありました。5月の日差しだけが燦々と部屋を照らしていました。今UPしている絵はペン画で随分と前に描いたものです。
連休もあと一日、連休だったんだといまさらながらに思っています。去年の連休は車の後ろに乗せ、バックミラーに太郎の顔を見ながら運転して紋別の実家に泊まりに行ったことを思い出しました。その実家にも今年は誰もいません。淋しいな~。先生、遅くなりましたがコスモス公園の演奏ご苦労様でした、太郎を連れて行きたかったのですが‥‥。
太郎の居ない日々は辛く、犬を連れて歩いている人が羨ましく、一人で歩いているとふと側らに太郎が歩いているような気がするときがあります。目の中の残像と景色が一致して目に溢れてくるものを我慢しながら歩くのも辛いものですが、こうして太郎と歩いた場所を歩くことによって太郎も喜んでいるような気がしてなりません。これは続けていこうと思っています。
よい絵本を見つけたというのは菊田まりこさんの「いつでもあえる」という本。子供と犬のお話で子供が亡くなってしまうという酔いどれとは逆の話。酔いどれの今の気持ちとぴったりとマッチしました。これを読むと心が安らぎます。
忘れられない悲しみは時が解決してくれるものと思いたいのですが、現在はいかんせんどうしようもありません。それでも乗り越えていかなければと悲しみこらえています。もう少し息子にしがみつかせていてください。今とてもよい絵本をみつけて読んでいます。悲しみは深まりますが心が安らぎます。読んで読んで息子の弔いをしたいと思っています。先生、ご心配していただきありがとうございます。よい切り絵を作って息子に捧げたいと思います、今しばらくはいじけ虫にさせておいてください。