わが家の庭の駐車場に咲いたタンポポの写真です。
よく見かける花「タンポポ」です。春の花だったように思うのですが、最近は寒い時でも時々見かけます。
実は、日本古来のタンポポ「日本タンポポ」は春に咲き、明治以降ヨーロッパから入ってきた「西洋タンポポ」は春に限らず寒い時期にも咲きます。※日本タンポポ・西洋タンポポのどちらもたくさんの種類があります。なので、日本、西洋は在来種、外来種を指す大きな区分だと考えてください。
では、駐車場に咲いたこのタンポポはどちらのタンポポでしょうか。
この写真の様に上から見るだけでは判別できませんが、横から見るとどちらなのかが簡単にわかります。
見分け方がこちらです。※公的な機関のページから拝借しました。
左側が「西洋タンポポ」、右側が「日本タンポポ」です。
「西洋タンポポ」は横から見ると総苞片が下を向き白っぽく見えるので簡単に見分けられます。私も教えられるまでは、左は咲いてから時間がたったので「がく」がしおれて開いた状態になったのだと思っていましたが、「西洋タンポポ」はいつでもこんな風に下を向いているとの事です。
で、駐車場のたんぽぽもやはり「西洋タンポポ」でした。「日本タンポポ」を見かけることは少ないようです。
みんなも身の回りの「タンポポ」、チョットしゃがんで横から眺めてみませんか?
ここで【ちょっとお勉強】
タンポポは英語で 「dandelion (ダンデライオン)」と言います。
語源はフランス語の 「dent de lion(ダン・ドゥ・リオン)」 で、「ライオンの歯」という意味です。
タンポポの葉がギザギザでライオンの歯に見えたので、フランス人がそのように命名し、それを聞いたイギリス人が「ダンデライオン」と英語っぽくしたのでしょう…たぶん
では日本語の「タンポポ」の語源はというと…いろんな説があるので自分で調べてみてくださいね