結論は、私はこの映画の主人公は、ひろしさんだと思います、あまりにもすごすぎるから~(笑)
それから、黒田アーサー氏が素晴らしく、そしてやはり、場面展開をトントンと次から次へと進めてゆく赤羽監督が素晴らしいと思いました。
・冒頭は、ドローン(だと思うのですが)で川の上から橋をめがけて下っていきまして、橋の下をくぐり抜け、川面を舐めるように映していきます。
このシーンは、自分が空中をこの映像そのままに移動しているようで、私は好きですね。
・バイトで長野のペンションたちばなへバスで向かうシーン
後方に電波塔が見えますので、長野県の美ヶ原スカイラインをアルピコバスで下っていると思われます。
このシーンが唯一の長野ロケだと思われます~(笑)
基本的に、那須高原での撮影ですよね。
ペンションも、ペットと泊まれる・ペンションハッピー(朝食付き1名様6,500円~)での撮影でしたものね。
・健太がオーナーの大介を問い詰めるシーン
大介が激怒して健太を古木に押し付けまして、健太の真っ白いワイシャツの背中には、古木の色が大きくしっかり付いてしまいますが、そのまま続いて行くシーンにもかかわらず、健太の白いワイシャツの後ろはその後真っ白でしたね~(笑)
・はじめて霊界の門の入り口の鳥居を見たシーン
食材を探して細道を歩く健太と朝飛ですが、行く手には、派手な赤の鳥居がまとまってありますので、かなり手前からでも発見できそうです。ですからここは、カメラアングルを蛇の目線で、足元からとらえ、蛇と格闘後、倒れた二人の先にある鳥居を偶然発見する設定とかにしたほうが自然なような気がします。
・アヤが藤原兼保一行の列に入り込んでしまうシーン
ここも、何故その列に入り込んでしまったのかが気になりますので、明確に、例えば、子供たちと夢中になってふざけ合って、急に逃げ始めたところ、とかにすると違和感がないのではと思います。
アヤのかごの中には、本物のキノコなどなんでもいいので入れておいて欲しかったですね。アヤが助けられた後のシーンの道円との会話では、かごからこぼれたキノコやらを拾いながら話を進めると自然な流れになるのではと思いました。
・藤原兼保がアヤを人質としたシーン
道円が切れて、藤原兼保を大木に飛ばし、槍で刺し殺そうとした時、何故か近くに2名の護衛兵がいたにも関わらず、藤原兼保を守り、助けようとしないのは不自然ですので、何らかのアクションをして欲しかったです。
このような些細な事にも口を挟む小姑のような人がスタッフに加わっていれば、さらに完成度が高まったと思われますので、何なら、私が次回作の、若き日の総裁ストーリー、に加わりましょうかね~(爆)