【写真】我が家の今の花
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これだけ知っトクNews(7月6日版)より抜粋編集
マレーシア政府はこのほど、中国が主導してきた、マレーシアの東海岸と首都クアラルンプール、タイを結ぶ全長620キロの「東海岸鉄道」の大型プロジェクトについて、コスト過剰を理由に工事中止の命令を出しました。建設工事の大部分は、中国国営の建設会社が受注。資金の85%は中国輸出入銀行が融資していました。
他にも、投資の原資を中国からの多額の借金で賄うことに懸念を示したミャンマー政府は、港湾開発事業の規模縮小を求めました。
また、バングラデシュでの港湾、インドネシアでの高速鉄道なども計画通りに建設が進まず、「一帯一路」に連なる多くの案件が暗礁に乗り上げています。
国際ルールを無視して、中国だけに都合のいい対外支援を強行して軋轢を生んでいる「一帯一路」構想から離れていく動きは今後も加速していくとみられます。