「オンリー・ザ・ブレイブ」
リバティWeb シネマレビュー
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今、2018年7月29日現在、アメリカ西部のカリフォルニア州で、大規模な山火事が相次いで発生し、残念な事に消防士3人が死亡したほか、住民およそ3万7000人に避難命令が出ているそうですね。
この映画も、実は、実話。
2013年アリゾナの山火事なんだそうです。
【レビュー】
アメリカで2013年に発生した巨大な山火事に立ち向かった精鋭部隊・ホットショットを描いた実話。
自然発火による森林火災が多く発生するアリゾナ州プレスコット市で、近隣住民や動物たちが逃げ出す中、炎に突入し、木々を切り倒す男たち。森林消防隊員として、指揮官マーシュとともに過酷な訓練を重ね、経験を積んだ20人の精鋭の中には、かつては麻薬に溺れ窃盗の前科を持ちながら、娘の誕生をきっかけに更生の道を選んだ者もいた。
家族との団らんを何よりも大切にし、仲間とふざけ合う姿は、どこにでもいる気さくで陽気な男たちだ。しかしいざ山火事が発生すると、常に最前線で体を張る最高のリーダー、マーシュのもと団結し、人々の命を守るために躊躇なく火の海に飛び込む。
そんな彼らの働きと勇敢さが評価され、地方自治体の消防団が、国が認めるエリート森林火災消防隊である"ホットショット"昇格という、アメリカ史上初の偉業を成し遂げた。今まで以上にプライドを持って任務にあたる団員たちに、山を丸ごと飲み込むような巨大山火事が襲い掛かり……。
大切な仲間、帰りを待つ家族、そして会ったこともない人々を守るために命を懸ける男たちのひたむきさは、忘れていた何かを思い出させてくれる。炎より熱い男たちの情熱に、胸が熱くなる感動作。
【公式】『オンリー・ザ・ブレイブ』 6.22公開/本編映像②