本を読む少女

2012年03月10日 | 情景
先月亡くなった父の身辺整理。
どっかに隠し財産でもありゃしないかと、兄妹一同目を皿のようにして探したが
、金目のものはなんも無い。
となると、金の延べ棒、証券・証書なんて有る訳無い。
父の部屋に残されていたものといえば、昔からの“家族アルバムのみ。
これじゃテレビ・映画でおなじみの相続争いの“あ”の字も起こらない。あらためて我が家の貧乏さを再確認。
財産探しをあきらめ、兄妹がん首そろえアルバムの整理へ。
「これ、わたし♪」 「やだぁ 全裸じゃない♪」 へー お母さんの産湯写真♪」
いつしか全子供(内孫・外孫)加わり、全員で“あはは”“おほほ”とアルバム鑑賞会。
金目のものは残さなかった父が、残された者に唯一残した財産、それは【家族の和】でしたとさ、チャンチャン♪

そのアルバムの中に“気になった”一枚の写真。
屋外の日当たり良い場所に、手製の籐椅子だし、熱心に本を読む少女の写真。
うー・・・誰も見覚えなし。
すわっ! 隠し子か!!

いやいや、何回か中国旅行に行った時、撮影したスナップ写真の一枚。
1991年7月10日、場所は無錫の路上にてと書いてありました。
^^;

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