「おかあさん どこいくですか?」
買い物行ってくるね すぐ帰ってくるからいい子にしていてね
お留守番していてね 待っててね いい子でいてね
そう言って出かけるのがいつものことです
いま夫は家におらず 本当の一人お留守番です
「ぼくもいくです つれていってください」
Kちゃんが入れるお店があるかと思えば
入れない所の方が多いです
ごめんね Kちゃんはお店の中に入れないの
Kちゃんかわいいから お外につないでいたら
誰かに連れて行かれちゃうかもしれない
おかあさんともう逢えないの嫌だよね
「おかあさんとあえなくなるのいやです はやくかえってきてください」
ごめんね 早く帰ってくるから お留守番 お願いね
「わかりました お留守番してます」
玄関のドアを閉めると
わんわん と吠える声が聞こえます
後ろ髪引かれる思いで ごめん と言いながら小走りで用を済まし玄関を開けると・・・
玄関マットの上にちょこんと座って待っていました
偉かったね いい子だったねって いっぱい なでなでします
小さな時から 誰かが必ずいたものですから お留守番のトレーニングをしませんでした
未来のことをもっと考えられたらと後悔です
Kちゃんは いまさらお留守番するなんて考えられないでしょうね
誰かがいるのが当たり前 そう思わせてしまったこと ほんとにごめんね
「ぼく すこし おるすばん なれました
それより ぼくもっとおりこうさんです そのことかいてください」
そうだね 次はKちゃんが おりこうで いいこだってこと 書こうね
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