どうも、四年に無事進級のできたサカオタです。
ホントは春休みに更新するつもりだったんですが、前々からちょこちょこ書いてきた記事を間違えて消しちゃったんでこの時期になっちゃいました(^_^;)
さて今回は新入生も入ってきたということで今製作中のHG量産型ザクを使って初歩的な製作技術を紹介していこうかと思います。
模型はどう作ろうが全くの自由であり、別にここに書いてあることは模型を作る上で必須なわけではないのですが、特に模型を始めたばかりの人にはこういうやり方があるんだなーと読んでくれればと思います
【パーティングライン消し】
まず1番簡単なパーティングラインの消し方からです。
パーティングラインっていうのは下の写真みたいにパーツの真ん中に入っているスジのことです。
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全パーツにあるわけではなく、一部のパーツにはこのようなスジが入っちゃってるのですが、これはプラモを成形する途中でできてしまうもので本来はないはずのスジです。
なので基本これは処理するんですが、カッターで撫でてあげればすぐ消えます(カンナがけという)
カッターの刃を進行方向に少し倒しながらするのがコツですかね。場所によってはカンナがけができないため、紙やすりで消してあげましょう
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【合わせ目消し】
ガンプラに限らずプラモデルはパーツとパーツを合わせて組み立てていくため、どうしてもパーツとパーツの接合部分が見えちゃうんですよね。
このパーツの合わせ目も当然本来ならないはずのものですから消したいのですが、これには
・プラモデル用有機溶剤接着剤
・瞬間接着剤
のどちらが必要となってきます。
今回は私がいつもやっている方法を書きますが、これに関してはやり方、使う道具などは色々とあるのでネットなどで調べてみるのも良いでしょう。
①まずは瞬着を合わせ目に塗ります。どうせあとでやするのではみ出るくらい塗ってください
②瞬着が固まったらカンナがけである程度瞬着を削る
③瞬着をある程度削れたら最後はヤスリで仕上げ
ここで使う道具としては以下の3点です。
・ウェーブのハイスピード瞬着
・カッター
・紙やすり
あと瞬着は固まるまで三十分くらいはかかって面倒なので、硬化スプレーがあるとけっこう便利です。これをかけると一瞬で固まるのですぐにヤスリに入れて作業効率がいいんですよね。もちろんなくても大丈夫ですけど
ただそもそも合わせ目消しって塗装すること前提の作業なんです。
なんでかというと瞬着でもプラモ用接着剤でも合わせ目を消した跡は残っちゃうからなんです。瞬着は基本透明だし、プラモ用接着剤はパーツを溶かす関係で色が薄くしてしまうんで。
そのいう人のためにランナーパテという、ランナーを溶かして合わせ目消しに使う方法もあるのですが、ここでは書かないので知りたい人は調べてみてください。若干難易度は高いですが、無塗装組はこれで行うのがベストだと思います。
【肉抜き穴埋め】
足裏や膝の裏側など目立たないところがくり抜かれてることがあるのですが、ここを肉抜き穴と言います。
当然これもプラモを成形する都合で省略された箇所なので埋めてあげるのですが、これもランナーパテでも使わないかぎり埋めたところは周りと違う色になってしまうので基本塗装前提の作業となってきます。また肉抜き穴は目立たないところにあるため何もしない人も多く、合わせ目に比べると必要性は低いかなって気はします。が、まあ基本工作の一つですね
肉抜き穴は何かで埋めることになるのですが、そこそこ深さもあるためヒケるラッカーパテは正直よろしくなく
・エポキシパテ
・ポリパテ
・瞬着パテ(黒い瞬着等)
まあどれを使おうが基本は肉抜き穴にパテをつめて、固まるまで待ってからヤスってキレイにするってだけなんですけどね。
個人的にはポリパテは臭いし手に付くので苦手なんでエポキシパテや瞬着パテでやってます。
あとプラ板で肉抜き穴に蓋をするような形で埋めるでいうやり方もあります。これだとまた蓋となるプラ板との合わせ目を消す必要があるのですが固まるまで待つ必要がないですし、これも割とおススメです。
下がエポパテで埋めたあとヤスリで整えた後のパーツとなります。
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【ディテールに沿ったスジボリ】
彫刻刀みたいなもので線を掘っていくのをスジボリといって、ガイドテープやタガネなどお高いものが必要になるので、今回は簡単なディテールに沿ったスジボリ、一体成型されたパーツを別パーツのように見せるためのスジボリを紹介します。
ザクはもう掘っちゃったんで別キットで説明すると、左が作業前で右がスジボリ後となっています。地味ではあると思いますけど違いはわかりますよね。明らかにスジボリったほうが別パーツ感が出ていると思います。
やり方というか使える道具はタガネやエッチングソーやナイフなど色々とありますがここは1番簡単なけがき針を紹介しときます。
これが私が使ってるけがき針ですが、ただこれをパーツの段差に沿わせるだけです。
まあコツとしては力を抜いて、ホント針の重さだけで動かす感じですかね。何十回も掘るようにしてください。
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塗装後の写真ではありますが、この肩のスパイク部分はまさに彫っています。ちょっとわかりにくいですが、若干別パーツ感が出てるかと。
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【ディテールアップ】
ディテールアップというほどのものではないのですが、1部ちょこっとだけいじったのでそこの紹介を少し
今回は簡単に作るだけなのでちょこっとだけですが、こんな感じで少しでもいじって良くしていくと自分の作品感が増していいと思いますよ。積極的にチャレンジしてみてくださいね。
・バックパックにバーニアが付いてなかったのでエッチングソーでくり抜いて裏からプラ板で蓋をした後、コトブキヤのバーニアを接着
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・ザクマシンガン、ザクバズーカのレンズパーツがなかったためウェーブの市販のパーツを装着
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・頭部モノアイもディテールアップパーツを取り付け。なお1ミリほどモノアイレールは削って短くした
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以上が基本工作といった感じですがこの手の工作は基本的に塗装することが前提で、塗装しないのであればこの工作はしないほうが良かったりします
なのでそのあたりを考えながら工作してもらえればと思います
さてさて、今回は簡単な工作だけでいわゆる素組みですが完成したのがこちらとなります。
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簡単な基本工作を後に塗装をし、デカールやウェザリングなどの仕上げをしたものです。
まあそこそこの出来にはなってるかなーと思います。
特に特別難易度の高い作業はしてませんし、器具とやり方さえわかってればできるレベルというのがこれくらいになりますが、模型クラブに入ってせっかくだしある程度やりたいと思ってる人はこれを目安にしていただければと思います
では楽しい模型ライフを〜
ホントは春休みに更新するつもりだったんですが、前々からちょこちょこ書いてきた記事を間違えて消しちゃったんでこの時期になっちゃいました(^_^;)
さて今回は新入生も入ってきたということで今製作中のHG量産型ザクを使って初歩的な製作技術を紹介していこうかと思います。
模型はどう作ろうが全くの自由であり、別にここに書いてあることは模型を作る上で必須なわけではないのですが、特に模型を始めたばかりの人にはこういうやり方があるんだなーと読んでくれればと思います
【パーティングライン消し】
まず1番簡単なパーティングラインの消し方からです。
パーティングラインっていうのは下の写真みたいにパーツの真ん中に入っているスジのことです。
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全パーツにあるわけではなく、一部のパーツにはこのようなスジが入っちゃってるのですが、これはプラモを成形する途中でできてしまうもので本来はないはずのスジです。
なので基本これは処理するんですが、カッターで撫でてあげればすぐ消えます(カンナがけという)
カッターの刃を進行方向に少し倒しながらするのがコツですかね。場所によってはカンナがけができないため、紙やすりで消してあげましょう
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【合わせ目消し】
ガンプラに限らずプラモデルはパーツとパーツを合わせて組み立てていくため、どうしてもパーツとパーツの接合部分が見えちゃうんですよね。
このパーツの合わせ目も当然本来ならないはずのものですから消したいのですが、これには
・プラモデル用有機溶剤接着剤
・瞬間接着剤
のどちらが必要となってきます。
今回は私がいつもやっている方法を書きますが、これに関してはやり方、使う道具などは色々とあるのでネットなどで調べてみるのも良いでしょう。
①まずは瞬着を合わせ目に塗ります。どうせあとでやするのではみ出るくらい塗ってください
②瞬着が固まったらカンナがけである程度瞬着を削る
③瞬着をある程度削れたら最後はヤスリで仕上げ
ここで使う道具としては以下の3点です。
・ウェーブのハイスピード瞬着
・カッター
・紙やすり
あと瞬着は固まるまで三十分くらいはかかって面倒なので、硬化スプレーがあるとけっこう便利です。これをかけると一瞬で固まるのですぐにヤスリに入れて作業効率がいいんですよね。もちろんなくても大丈夫ですけど
ただそもそも合わせ目消しって塗装すること前提の作業なんです。
なんでかというと瞬着でもプラモ用接着剤でも合わせ目を消した跡は残っちゃうからなんです。瞬着は基本透明だし、プラモ用接着剤はパーツを溶かす関係で色が薄くしてしまうんで。
そのいう人のためにランナーパテという、ランナーを溶かして合わせ目消しに使う方法もあるのですが、ここでは書かないので知りたい人は調べてみてください。若干難易度は高いですが、無塗装組はこれで行うのがベストだと思います。
【肉抜き穴埋め】
足裏や膝の裏側など目立たないところがくり抜かれてることがあるのですが、ここを肉抜き穴と言います。
当然これもプラモを成形する都合で省略された箇所なので埋めてあげるのですが、これもランナーパテでも使わないかぎり埋めたところは周りと違う色になってしまうので基本塗装前提の作業となってきます。また肉抜き穴は目立たないところにあるため何もしない人も多く、合わせ目に比べると必要性は低いかなって気はします。が、まあ基本工作の一つですね
肉抜き穴は何かで埋めることになるのですが、そこそこ深さもあるためヒケるラッカーパテは正直よろしくなく
・エポキシパテ
・ポリパテ
・瞬着パテ(黒い瞬着等)
まあどれを使おうが基本は肉抜き穴にパテをつめて、固まるまで待ってからヤスってキレイにするってだけなんですけどね。
個人的にはポリパテは臭いし手に付くので苦手なんでエポキシパテや瞬着パテでやってます。
あとプラ板で肉抜き穴に蓋をするような形で埋めるでいうやり方もあります。これだとまた蓋となるプラ板との合わせ目を消す必要があるのですが固まるまで待つ必要がないですし、これも割とおススメです。
下がエポパテで埋めたあとヤスリで整えた後のパーツとなります。
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【ディテールに沿ったスジボリ】
彫刻刀みたいなもので線を掘っていくのをスジボリといって、ガイドテープやタガネなどお高いものが必要になるので、今回は簡単なディテールに沿ったスジボリ、一体成型されたパーツを別パーツのように見せるためのスジボリを紹介します。
ザクはもう掘っちゃったんで別キットで説明すると、左が作業前で右がスジボリ後となっています。地味ではあると思いますけど違いはわかりますよね。明らかにスジボリったほうが別パーツ感が出ていると思います。
やり方というか使える道具はタガネやエッチングソーやナイフなど色々とありますがここは1番簡単なけがき針を紹介しときます。
これが私が使ってるけがき針ですが、ただこれをパーツの段差に沿わせるだけです。
まあコツとしては力を抜いて、ホント針の重さだけで動かす感じですかね。何十回も掘るようにしてください。
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塗装後の写真ではありますが、この肩のスパイク部分はまさに彫っています。ちょっとわかりにくいですが、若干別パーツ感が出てるかと。
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【ディテールアップ】
ディテールアップというほどのものではないのですが、1部ちょこっとだけいじったのでそこの紹介を少し
今回は簡単に作るだけなのでちょこっとだけですが、こんな感じで少しでもいじって良くしていくと自分の作品感が増していいと思いますよ。積極的にチャレンジしてみてくださいね。
・バックパックにバーニアが付いてなかったのでエッチングソーでくり抜いて裏からプラ板で蓋をした後、コトブキヤのバーニアを接着
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・ザクマシンガン、ザクバズーカのレンズパーツがなかったためウェーブの市販のパーツを装着
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・頭部モノアイもディテールアップパーツを取り付け。なお1ミリほどモノアイレールは削って短くした
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以上が基本工作といった感じですがこの手の工作は基本的に塗装することが前提で、塗装しないのであればこの工作はしないほうが良かったりします
なのでそのあたりを考えながら工作してもらえればと思います
さてさて、今回は簡単な工作だけでいわゆる素組みですが完成したのがこちらとなります。
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簡単な基本工作を後に塗装をし、デカールやウェザリングなどの仕上げをしたものです。
まあそこそこの出来にはなってるかなーと思います。
特に特別難易度の高い作業はしてませんし、器具とやり方さえわかってればできるレベルというのがこれくらいになりますが、模型クラブに入ってせっかくだしある程度やりたいと思ってる人はこれを目安にしていただければと思います
では楽しい模型ライフを〜
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