ベイツ・モーテル5 ～最終章～ #10 「夢に見ながら」 (終)

「夢に見ながら / The Cord」(終)

(HPより)

ノーマンを拉致したロメロは途中でレジーナを解放し、ノーマの遺体のある場

所までノーマンに案内をさせる。ロメロはノーマンを殺すつもりだったが、ノ

ーマの遺体を見て涙に暮れているときにノーマンに殺されてしまう。自宅に戻

ったノーマンの心は、ホワイトパイン・ベイに引っ越してきたころに戻ってお

り、現実を見失っていた。ノーマの遺体を家に戻したノーマンは、ノーマがま

だ生きているように振る舞い……。

(以下、私的感想です)

署に来たディランはグリーンから聴取される。ノーマンと彼を拉致したロメロ

が何処へ行ったか？と尋ねるが知る筈もない。グリーンはノーマンと共に拉致

されたレジーナを心配する。ノーマンは母親を埋めた場所へとロメロを案内す

るが彼がノーマの遺体を見て泣いている隙を見て彼を殴り殺してしまう。妄想

が加速したノーマンは車に乗り込み母親の死体も載せて自宅へと向かう。もう

完全に記憶は引っ越して来た頃に戻っており、精神は崩壊状態だった。その頃

ディランはかつての大麻栽培友達（笑）に会って銃を貰う。帰宅したノーマン

は何事も無かったようにモーテルの営業を再開すると早速母子の家族連れが泊

まりに来る。（規制線まで張ってるのにグリーン達は何処を捜査しとるんや）。

バーで呑んでいるディランにノーマンから電話がかかってくる。今すぐ会いた

いと言い、ロメロの事を尋ねると「そんな人知らない」と答える始末。ディラ

ンは覚悟を決めたような表情でエマに電話するとモーテルの客に出て行っても

らい、銃を持ってノーマンに会いに行く。テーブルの前には母親ノーマ（遺体）

が座りノーマンは食事を作っている。ディランは「現実を見ろ」と説得するも

ノーマンはナイフを持って向かって来るとディランの銃口が火を吹く。警察が

来てノーマンの遺体が回収され森の中でロメロの死体も発見される。そして、

月日が流れてベイツ・モーテルも売りに出されて客が見に来る。ディランは、

妻と娘と親子3人水入らずで暮らすのだった。

(今回は・・・)

遂に完結。映画「サイコ」とは当然ながら随分違う内容でしたね。個人的には

ノーマンは施設に送られて個室内でニヤリと微笑んで終わるのかなと思ってい

ましたが、最後はあっさり兄貴に射殺されました。突っ込みどころもありまし

たが、ちょうどいい時期での終了でした。では