いつの間にかムベの実が・・
< むべのいわれ (^^♪)
その昔(大津に都があった時代:667年~672年),
天智天皇が「蒲生野(がもうの)」
(=湖東地方;愛知川と日野川の間の地域)
に御遊猟に出かけられた際,
この地に立ち寄られ,
8人の男児をもつ元気な老夫婦に出会い,
「汝ら,いかに斯く長寿ぞ?」
と尋ねられたそうです。
そこで老夫婦が,
「この地で採れる,この実を食べているためです。」
と説明したところ,
「むべなるかな(なるほど。それはもっともなことだ。)
斯くの如き霊果は,例年貢進せよ。」
と仰せられたのです。
(この話は,延喜式という書物の「宮内省/諸国例貢御贄(しょこくれいくみにえ)」の段にも記されているそうです。)
熟すとこんな色に(NHKの画像より拝借)
私が試食したのは
もうかれこれ10年も前になるが
アケビより種が小さく
食べやすかったという記憶があります。