イスラエル旅行記

旅行記が完成したので、あとは普通に。、

105.最後の晩餐の部屋

2006年11月01日 | Weblog
 【写真:最後の晩餐の部屋】 外国の本より

 
 ダビデの墓のちょうど真上に、最後の晩餐の部屋があります。中から通じている階段はチェーンで閉鎖されていて、見学者は一旦外へ出て、別の入り口から入ります。
 イエスが弟子たちの足を洗ったと言われる小さな部屋を抜けて、いよいよ二階座敷に行きますと、拍子抜けするほどガランとして何もなく、洞窟のような狭い場所を想像していた私には驚きでした。

 ところが、ここで過ごされた晩餐の様子が、徐々によみがえってくるにつれ、自分は今、大変な場所に居るんだという感動が、波のように押し寄せてくるのでした。

*イエスは彼らに言われた、「わたしは苦しみを受ける前に、あなたがたとこの過越の食事をしようと切に望んでいた。あなたがたに言っておくが、神の国で過越が成就する時までは、わたしは二度とこの過越の食事をすることはない」(ルカ2:15~)

 今回は写真も撮れないほど、たくさんの旅行者で賑わって、イエスにゆっくり思いを馳せる余裕などありませんでしたが、前回は2回とも、イエスの気持ちはどんなだったろうか。またどの辺に座られたのだろうか。もしかして、私の立っているこのあたりに、裏切りのユダがいたのでは? などと深く思ったものでした。

 この建物はビザンチン時代(395~636年)の教会の跡に、十字軍が建てたものだと、説明がありました。

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