大空で雲が
二羽の鶴になって舞っていた。
縁起がいいなあと
思いながら
立ち止まって
眺めている私につられて
道行く人も思わず空を見上げてた。
まだ誰も居ない公園。
怖いほどの静寂。
まさに新しい年の始まりを感じる。
下に降りて
ようやく人に会えてホッとする。
ワンちゃんの散歩も自転車で…
す~っと通りすぎて行った。
あるお宅の
物置小屋の隙間に見えた紅葉。
ついこの間までは
この程度のものなら足を止めるなんて
無かった。
枯れ木に囲まれた今では
この程度の物でも足を止めてしまう。
太陽が燦々と輝いていたので
カメラを持って出たが
風が冷たくて
季節を甘く見てはいけないなと
あらためて思った次第。
この可愛らしい花たちに
元気を貰って帰宅。
山村の畑の中に
ド~ンと
まるで警備員のように立つ木。
この花の
これほど大きい木に出合うのは
初めての事でした。
ちょっと遠回りして
神社の近くの林業畑に行ってみた。
わお~、まだあった!
もしかして
これは売り物じゃなくサンプルだったのかな?
枯れ木だけが目立つこの季節
心が潤いましたねえ。
新年にふさわしい
初々しさあふれるクサボケ。
頂いた獅子柚子(鬼柚子)
直径16cm。
さてさて
どのようにして食べようか。
花の終わったプランターの
土を肥やそうと
野菜や果物の皮を埋めてかき混ぜ
芽の出始めた
じゃがいもを埋めたら
しばらく観葉植物として楽しむことが出来た。
しかし ここんところの寒さで
葉が萎れてしまったので
抜き取ることに…
すると
花が咲かないのに実がついていた。
食べられないんでしょうけど
なんかとっても嬉しくて
小さな畑のある家に
引っ越したい気分になりましたね。
からりと晴れているが
凍てつく寒さ。
道路から
かなり下がった場所にある為
まだ日の光は届かないが
空の色が
池に反映して
より寒々とした雰囲気だ。
その寒さの中でただ一人
黙々と
ゴミを拾っている人がいた。
感動したね。
階段を上って道路に出ると
ピンクのクサボケが
見えたので
「謹賀新年」とご挨拶しながら
帰路に着いた。