「お燈まつりは男のまつり 山は火の瀧、下り龍」
前々から気にはなってたんですが、なかなか休みがあわなかったり、翌日の新聞で見て気づいたりで縁がなかった新宮のお祭り。
やっと観ることができました~!
2/6のお昼12:00に自宅出発、168号線を南下しいつもの十津川温泉は憩いの湯さんでケガレを流します。
午前中しとしと雨だったのに晴れてくれました。
十二滝
本宮大社でお参り。
春節で中国のお客さんが多かったなあ。
新宮市内に4時着、街はみんなそわそわしだす時間です。
「頼んだでーー!」「カーン!」
速玉大社でお参り、すれ違う時松明をたたきあい、なぜか掛け声は「頼んだで」
振る舞い酒を私も頂く、もちろん甘酒ですけどね。
神倉神社の入り口の橋、ここがいわゆる結界です。
関係者以外入山禁止です。特に女性の方は正午以降絶対入れません。
(これは女性差別ではなく、男性は火をとってくる役、女性はその火を家に迎え入れるための準備の役があるためです)
ただ、写真撮る人はお布施を払えば入れます。これが入山許可証。
18時前、上り子さんたちと一緒に私も登ります。
なかなか急です。
この時間になると門から先には完全に上り子さんしか入れてもらえません。
一般の撮影場所はここだけ。
こんな感じ。
20時の開門までひたすら待ちます、ていうか耐えます。
上り子さんたちは19時の門限までにみんな続々登ってきます。
門の中で一旦火が現れ、下にくだります。
で、いくつかの火に分かれて登り返してきます。19:40頃。
罵声や奇声がこだまします。
まちわびたみんなにどんどん火の手が渡っていきます。
門が閉められ、あけ放つのを待ちます、20:05。
ほら貝が響き渡り開門です!!
これ、見えにくいんですが左下の火が先頭の上り子さんです、がんばれー。
こけてる人も何人かいます。
全員下りたらようやくギャラリーも撤収です。
あーお腹すいたよー。
結界を超えると上り子さんの家族や彼女たちが心配そうな顔でお出迎え。
お夜食にこちら新宮亭さん。
おじいさんおひとりで切り盛りされているこちら名物ねぎそば、懐かしいほっとする美味さ。
でもこのギットリのチャーハン、格別です。なんやこのうまさ。
22:30、新宮を後にします。
駐車場で振り返ると熊野川の河口、なんだか幻想的な霧が立ち込めていました。
いい祭りでした。
PS.どうにもこうにも多分三脚持ってきてなかったの私だけやろなあ・・・。一眼とコンデジで頑張るも無理があった(笑
いわゆる「火の川になってる写真」をシャッター5秒やら30秒やら開放して皆さん撮ってらっしゃいました。
次回は三脚を、いや次回はレンズの向こう側、上り子さんになろうかな?(半数近くは観光客らしい)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます