Think Globally, Act Regionally:『言葉の背景、カルチャーからの解放、日本人はどこへ往く』

身のまわりに見受けられるようになった「グローバル化」と生きる上での大事な「こころの健康」。さまざまな観点から考えます。

☆第60回「ポジティブ心理学者推薦の映画館2軒目」Amazon Prime Videoで週末を☆(追補)

2020-05-02 07:22:30 | ■ことばの背景(英語、中国語、日本語の備

☆第60回「ポジティブ心理学者推薦の映画館2軒目」Amazon Prime Videoで週末を☆(追補)

さて、前回に続き、人生によい映画を探していきましょう。

ライアン・ニーミック博士(Ryan Niemiec, Psy.D. 米国オハイオ州の非営利団体VIA Institute on Character所長)の「ポジティブ心理学ニュース」サイトで推薦されているムービーをもとに、2020年5月2日現在、Amazonプライムビデオ見放題(プライム会員無料)になっていて、わたしが見てよかった映画を紹介します。

【強みのお手本】Strengths Paragon

1. 『ミッドナイト・イン・パリ』Midnight in Paris 2011年スペイン製作のアメリカ映画(パリ撮影)。

ハリウッドの脚本家ギルは、婚約者とその両親と共に憧れのパリに滞在中。 そんな彼がある夜、0時を告げる鐘の音に導かれて迷い込んだ先は、芸術花開く1920年代った! これは夢か幻かと驚くギルの前に、次から次へと偉人を名乗る面々と、妖艶な美女アドリアナが現れて・・・。ウディ・アレン脚本・監督。第84回アカデミー賞脚本賞受賞。

ウディ・アレンものでは、個人的には、超心理学を扱った『マジック・イン・ムーンライト』2015年が好きですね。天才マジシャン(イリュージョニスト)と若く美しい女性占い師ソフィとの神秘と恋のおはなし。

【性格の強み不足】Character Strengh Underuse(追加)

1.『カフェ・ソサエティ』Cafe Society 2016年米国ロマンティック・コメディ映画

もう一つ ウディ・アレンを。

もっと刺激的で、胸のときめく人生を送りたい。漠然とそんな願望を抱いたニューヨークの平凡な青年ボビーがハリウッドを訪れる。時は1930年代、この華やかなりし映画の都には、全米から明日の成功をめざす人々が集まり、熱気に満ちていた。映画業界の大物エージェントとして財を築いた叔父フィルのもとで働き始めたボビーは、彼の秘書ヴェロニカ"愛称ヴォニー"の美しさに心を奪われる。ひょんな幸運にも恵まれてヴォニーと親密になったボビーは、彼女との結婚を思い描くが、うかつにも彼はまったく気づいていなかった。ヴォニーには密かに交際中の別の男性がいたことに……。

【達成】Achievement

1. 『ブラック・クランズマン』BlacKkKlansman 2018年米国伝記犯罪映画

二人の刑事が挑むのは、史上最も不可能な潜入捜査。 1970年代半ば、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署でロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は初の黒人刑事として採用される。署内の白人刑事から冷遇されるも捜査に燃えるロンは、情報部に配属されると、新聞広告に掲載されていた過激な白人至上主義団体KKK<クー・クラックス・クラン>のメンバー募集に電話をかけた。自ら黒人でありながら電話で徹底的に黒人差別発言を繰り返し、入会の面接まで進んでしまう。騒然とする所内の一同が思うことはひとつ。

2. 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』The Imitation Game 2014年米国歴史ドラマ映画 

第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号<エニグマ>。世界の運命は、一人の天才数学者アラン・チューリングに託された。解読不可能と言われた暗号に挑んだ、一人の天才のトゥルー・ストーリー。

英国政府が50年以上隠し続けた、時代に翻弄された男の秘密と数奇な人生とは...。フロー(夢中になる経験)の追体験もできるよ。