アロマに使われたり、ハーブティーになったり、いい香りのカモミール。
自宅でもポプリやハーブティーを作れたらと夢見て植えてみたら、
実際は虫だらけ。
夢はあっさり諦めて、咲いている花と香りを楽しんでいます。
アブラムシが、カモミール大好きみたいです。
最近見た本では、「アブラムシを食べる虫を呼ぶために植える」とまで書かれていました。目的が違う・・・
最初は、農薬を使いました。が、全く効き目なしでした。
それを続けても、アブラムシは耐性を身につけて、もっと効かなくなります。
「じゃあ次はもっと強い薬を」となって、いたちごっこにしかなりません。
それどころか、アブラムシを食べる虫が寄り付かなくなったり死んだりしてしまいます。
そんな悪循環が嫌で、
かわいいてんとう虫が死んでしまうのも嫌で、
農薬を使うのはやめました。
(赤と黒が逆転した珍しいてんとう虫⁉
と思いきや、並にいるてんとう虫、ナミテントウのよくある模様でした・・・)
手で取り除いてみましたが、疲れるのでそれもやめて、
そのままにしておくことにしました。
ぎっしりアブラムシがついていても、花はきれいに咲いてくれます。
(マーガレットにとまっているヒラタアブさん成虫。
幼虫は一見グロテスクなので、写真は割愛)
すると今年はヒラタアブさんが大活躍してくれて、
1本に2匹の幼虫がいれば、ほぼ完食してくれました。
おかげでカモミールも、いままでで一番きれいに咲きました。
風に乗って、ベランダ中にいい香り。
自然に任せるのも、一つの方法かもしれません。
つづく
ブログを書けてよかった。