鶏肉及び鶏卵の一部が食品として流通しており、発生農場の事業者が自主的に回収しておりますが、こうした取組が鶏肉や鶏卵の安全性について不安や混乱を招いています。
鳥インフルエンザについては、これまで、鶏肉や鶏卵を食べることによって、人に感染したという事例の報告はありません。
このため、食品衛生の観点からは、鳥インフルエンザ発生農場から出荷された鶏卵や鶏肉を回収する必要はないものと考えられます。
家畜衛生の観点から、生きた鶏等がウイルスに感染することを防止するために、鶏肉や卵の回収が必要ですが、その場合における回収を必要とする範囲(生きた鶏等に接触するリスクが相当ある場合)については、近く、専門家の意見を聴いて明確化する予定です。
●鶏卵を「生」で食べることが健康を損なうおそれがあるとの報告はこれまでありませんが、不安な方は、加熱(WHOの食中毒防止のための加熱条件:中心部70℃、瞬間)することをおすすめします。
●鶏肉は十分加熱して食べてください。未加熱又は加熱不十分なままで食べることは食中毒予防の観点からおすすめできません。
農林水産省ホームページ
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宮崎県におけるH5亜型のA型インフルエンザウイルスの分離について(高病原性鳥インフルエンザの発生の確認)(1月13日)
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国内における高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例の発生について(1月11日)
【問い合わせ先】
農林水産省消費・安全局 動物衛生課
代表:03-3502-8111(内線320)
直通:03-3502-0767