日本維新の会 神戸市会議員 大井としひろの活動報告「おーいブログ」です。

神戸市須磨区から発信!日本維新の会 神戸市会議員(須磨区)大井敏弘活動報告ブログ 「おーい」とお気軽にお声掛けください

民主党員としての意見

2006年03月01日 10時47分20秒 | 日本維新の会
昨日民主党本部より、永田衆議院議員のいわゆる「ライブドアメール」について、堀江容疑者が発信したものでないとの結論にたどり着いたとのお詫びの声明が発表されました。

同時に永田議員並びに役員の処分も発表されましたが、これでけじめがついたとは到底思えない内容に私もがっかり致しました。

昨日は、神戸市会では福祉環境常任委員会が開催されていましたので、終日議会に缶詰状態でしたので、昨日の民主党本部の会見等は、夜のニュースで知りましたが、今回の党本部の対応及び処分は、国民の皆様のお怒りを増長する対応になりはしないかと危惧する一人です。

今日の朝神戸はどしゃ降りの雨でしたが、いつもどおり神戸市営地下鉄「妙法寺駅」で、街頭活動を一人で行いましたが、市民の皆様方の反応は、今まで関心がなかった層の人たちから「がっかりした」「民主党には失望した」との声を2・3人の方から言われました。

いつも応援していただいている方々からは、「大変やけど、がんばれ」「がんばってるなー」「応援してるで」といつも以上にお声を頂きました。

今日はひたすら「申し訳ありません」とマイクからお詫びに終始しました。

ただ、永田衆議院議員の処分については、本部の対応はまずいのでは、と言わせていただきました。

議員の出処進退は本人がけじめをつけるべき。
党が、永田議員をかばったとのそしりはぬぐえない。
今回の処分では、けじめをつけたとは言いがたい。国民の皆様の支持を取り付けられない。
本部の対応は、後手後手に回っている。

しかし、「政治と金」「政・官・財、癒着の構造」の追求と税金の無駄使いの追及の手は緩めてはならない。しっかりとやっていただきたい。

そのあと春から私たち国民へは、2兆円にも及ぶ大増税が待ち構えている。高齢者や障害ある方々も巻き込んでの大増税が待ち構えている。

このことについて、国会で早く議論をしてほしい。追求をしてほしい。
と訴えさせていただきました。

ベストブログランキングに挑戦しています。クリックお願いします。




以下は、民主党本部のニュース及び声明です。お読み取りください。



両院議員総会を開催 野田国会対策委員長の辞任などを了承

民主党は28日夕刻、党本部で両院議員総会を開き、いわゆるライブドアに関するメール問題について、野田佳彦国会対策委員長の辞任、永田寿康衆議院議員の党員資格停止6カ月の処分、鳩山由紀夫幹事長への常任幹事会名による厳重注意処分、前原誠司代表への国民・支持者・党員等に対する説明責任を果たし、謝罪することを課すことを了承した。

また、永田議員に出されている懲罰動議に関しては、衆議院の懲罰委員会での議に従うことも了承された。さらに、党が予算委員会で要請していた国政調査権発動要求に関しても撤回することとなった。

両院議員総会では、鳩山幹事長がこの間の経過と上記の処分等の内容を説明した。鳩山幹事長は、「率直に言って判断の誤りがあった。慎重に吟味することなく、情報仲介者の言を鵜呑みにしてしまった。メールの真贋について調査を進めたが、堀江容疑者の打ったメールではないと判断せざるを得ない」とメールが堀江容疑者の打ったものではないことを明確にした。

その根拠として、
(1)メールソフトが堀江容疑者の仕様と違う、
(2)メールの形式で@堀江となっていることなど、
(3)経過の中で情報仲介者に対する信頼が喪失した、
の三点を挙げた。

その上で、「国民の皆さま方にお詫びする。武部自民党幹事長、そのご次男、関係各位にお詫びする」と改めて謝罪した。同時に永田議員や、前原代表が言及した金融機関の口座についても、同じ仲介者によるものであり、裏付けがとれなかったとして謝罪した。また、「国民からの信頼を得るよう努力していきたい」とし、「まずは厳しい状態を収拾するために暫くは幹事長職を続ける」と、自らの進退に触れた。

続いて、永田議員がお詫びの発言を行った。永田議員はまず、「申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げ、「大失敗をしてしまい、深く反省しています。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

次に前原代表が挨拶に立ち、「議員の皆さん方、支持者、国民にご迷惑をかけたことを率直にお詫びする」とまず、謝罪した。さらに、「事実に基づかないメールを持ち出し、武部幹事長、次男を責め立てた。お二方、国民の皆さんにお詫び申し上げたい」と述べた。その上で自らの責任について、「9月の任期を前に辞任することが党のためになるのか、新たな出発をすることが私の責任」として、代表として党を再スタートさせる決意を表明した。さらに、「本来の民主党、野党第一党として政府の間違い、おかしな政策を徹底的に正すことが本来の組織。党の存在感を光輝かせるよう1日も早く、お力添えをお願いする」と両院の議員に呼びかけた。

 質疑では、11人が質問、意見を開陳した。西岡武夫参議院議員は「党の責任。議員は党を代表して質問に立つ。執行部が責任を持つ、取るということがないとキワモノを取り上げてはいけない。役員会を機能させるように。常任幹事会、ネクストの『閣議』もオープンにしたほうがいい。代表の発言は慎重に」と述べた。

岩國哲人衆議院議員は「永田議員は武部幹事長に会見の前に謝るべきだった。幹事長の札幌での事業投資組合に自民党議員が関与している疑惑などの発言、裏付けがあるなら今夜にも出してほしい」と発言。

末松義視衆議院議員は「情報の確認という一点が抜けていた。党の信頼は地に落ちている。その責任はあると思う。代表が『確証がある』として舞台をつくった。これが傷を深めた。党を再生していく上で、地方の意見を聞くように」とし、また、小宮山洋子衆議院議員は「何故このようなことが起きたのか。真相究明し、皆さんに説明する必要がある。チームを作り解明を」と真相をもっと明らかにするよう求めた。

松原仁衆議院議員は「このようなフルオープンの形では様々な思いが述べにくい。本音が言える場をつくって。メールの真贋をはっきりさせていただきたい」とした。河村たかし衆議院議員は「私たちは役所を攻めるとき、組織を守るなと言ってきた。選挙で苦しんでいる人に丁寧に説明を」を訴えた。平岡秀夫衆議院議員は「永田質問の後のことが大きな問題。この部分の説明がなかったことに抗議したい。党首討論で言うからには信じるに足るものがなければならない。われわれにも、国民にも説明を」と述べた。

小川敏夫参議院議員は「本質的なことはこの党に危機管理がないこと。政権を任すことができないとの印象を国民に与えた。一致団結して乗り越えなければならない。党運営は幅広く多くの人の意見を聞くべきだ」と訴えた。

奥村展三衆議院議員は「一人ひとりが自覚して、ライブドア、耐震偽装、談合、BSEの追及にしっかり取り組んでいかなければならない」と全員に訴えた。原口一博衆議院議員は「闘おうではないか。質問、調査のガイドラインをつくろう。萎縮することなく野党として務めいこうと」と訴えた。渡辺周衆議院議員は「言葉が軽くなっている。言葉を選んで重みと責任を持たなければならない」と政治家としての自覚を訴えた。

鳩山幹事長は、調査チームはつくる、武部幹事長には謝罪する、意見を求める場にも工夫するなどと答弁した。また、前原代表も党首討論での発言について「国会対策委員会の報告を信用した」と答えた。両院総会では最後に、江田五月参議院議員会長が挨拶を行い、「一人ひとりが精進し、結束を固め、政府に論戦を挑んでいこう」と締めくくった。


民 主 党

「党声明」

 民主党は国民のみなさまから多くのご支持をいただき、前原代表を先頭に先の総選挙における敗北から立ち直り、次期総選挙における政権交代への決意を新たに今通常国会活動に邁進して参りました。

 国会においては、耐震偽装問題、BSE問題、官製談合問題、そしてライブドア問題のいわゆる「4点セット」の全容解明に努め、内外の喫緊の重要政策課題に対しては対案・提案路線の具現化を追求してきました。

 しかし、ライブドア問題の追及の中で、大きな判断の間違いを犯したことを認めざるを得ません。それは、永田議員がいわゆる「メール」問題について、その真贋等を慎重に吟味せず、情報仲介者の提供情報をそのまま質問素材として使用したことです。また、党の対応も永田議員の説明と資料を十分に吟味することなく組み立てられたことです。

 「メール」の真贋について今日まで必死に調査して参りましたが、堀江容疑者が発信したものではないと評価せざるを得ない、すなわちホンモノではないと判断する状況に至りました。また、永田質問に基づき衆議院予算委員会理事会で協議の対象としていた「メール」に直接関わる「口座」問題についても同じ情報仲介者からの提供に基づくものであり、信頼するに足りる裏付けがとれませんでした。

 以上を踏まえ、民主党は、これらの問題に関する所属議員及び党の対応について十分な裏付けを欠いたものであったことを率直に認め、遺憾の意を表明すると共に、永田議員及び担当役員の処分等を行い、永田議員の懲罰動議については慎んで院議に従うことと致しました。

 民主党に期待して頂いている国民のみなさま、ご心配頂いている支持者のみなさまに対して、本問題について十分にそのお気持ちにお応え出来なかったことを真摯にお詫び致します。党執行部は、前原代表をはじめ全党を挙げて厳しく反省し、野党の使命でもあるさまざまな疑惑解明に関しても、この教訓を噛み締めつつ慎重な吟味、チェックに万全を期し、今後の国会運営にあたります。


以 上