小学校 中学校は給食だった
小学校の給食は まあまあ旨かったが
中学に上がってからは 結構 すさまじかった記憶がある
そのナンバーワンが「すぶた」
そう 酢豚…
まず 冷めて酸っぱい餡が バツ!
ぶよぶよと気味の悪い衣がついた
噛み切れないほど硬いか 脂身だけの肉!
絶対半分生のタマネギ!
同 ニンジン!
クタクタで苦いだけのピーマン!
この食べ物は なんなんだ!
いつも そう思っていた
成人後の ある日 まっとうな酢豚に出会って
カリカリの衣にジューシーな肉
歯ごたえの美味しいタマネギ!
芯まで柔らかいニンジン!
パリパリのピーマン!
で ワタシの中で 酢豚復権!
酢豚って 本当は旨いじゃないか!
先日 まっとうな酢豚ライスを食べる機会があって
モノを見ながら ふと 思った
子供の好き嫌いランキングをしたら
たぶん金銀銅に並ぶモノが
タマネギ
ピーマン
ニンジン
じゃないかと思う
代表選手が全部入った酢豚を
学校給食のメニューにした栄養士は何を考えたんだろう?
タマネギ ニンジン ピーマンを好きになって欲しかったのかしら?
それとも 嫌いになって欲しかったのかしら?
酢豚にしたら 子供はみんな食べると思ったのかしら?
子供は 残すんじゃないかと思わなかったのかしら?
当時は コレを先割れスプーン一本で食べて
主食は 食パンだった…
金銀銅が全部入った革新的メニュー?
確信犯的メニュー?
酢豚には 生のニンジンがゴロゴロしていたホワイトシチューより
思い入れが深い…
さて 今朝のヒヨ様
もう 追いつけないので 自分で食べてね…
ぼさぼさの尻尾…