やめようと思っていたので、書かなかったけど今年の2月から合気道に通ってます。
ゆる~い教室だからと、お友達に誘ってもらって週1回行ってるのですが、3月後半から8月いっぱいまでコロナでお休み。
9月から再開して、行ってたのですがまぁやらない。合気道を。
みんなが準備体操してる中、ドタバタと格技室を走り回り、組手の練習してても床にゴロゴロ、相手を放置して突然走り去って行く。
かと思えば、他の二人組に突然乱入してビビられる。
見ている私がいたたまれないので、
「合気道しないなら、やめようよ。。」
何度言ったか分かりません。
それでも自由に遊べる、と思っているこどもは行きたくてしょうがない。
「やだやだやだー!!!行く~」
と、毎回めちゃくちゃ怒り、
「次はちゃんとする!ちゃんとする!ちゃんとしまーす!」
と豪語するので、毎週アホみたいに信じて連れてってたけど、今回が今までで一番酷かった。
今までは一人で暴走してただけだったし、未就学児だから許されてた部分も大きいと思う。
でも今回は次元が違った。
いつもは絡まない同世代に果敢にかかっていって、しかも合気道なのにキッーク!と足からかかっていった…。みんなはじゃれてるのに、一人でまじゲンカを売っていた。なぜ?最悪すぎる。
しかもみんな合気道やってるから強いし、体の使い方が全然違う。とてもじゃないけどこどもの相手になるような相手じゃない。
一瞬ではたきおとされて、四つん這いに手をついてた。
…それは良いんですよ、全然。
何が最悪だったって、それで自分より小さな保育園児を相手にし始めたこと!
しかもそれでも強かったので、自分だけスリッパを手にはめてそれを武器にしたこと
先に触らないでと、先生に注意されてたスリッパをまた触ったことにも呆れたし、みんな素手でやりあってるのに1人武器を手にしたことにも呆れたし、何より自分より弱そうな子を狙ったことにほとほと呆れたし、猛烈に腹が立った。
「あやまりなさい!!」
先生も止まるほどの声で叫んでしまった。
でもテンションが上がってしまったこどもに響くわけもなく、目も合わさずに逃げ去る我が子。
怒りと悲しみで、
「あやまりなさい。あやまりなさいよ!」
声が小さくなっていく中、
「謝らなくていい!謝らなくていい!謝らなくていいから!」
その攻められてた保育園児の男の子が私に言ってくれた。
多分、その子は他の子でも怒られてるのを見たくなかったんだろうな。
そんな感じだった。
「怒らないで!怒らないで!怒らないであげて!」
私にはそう言ってるように聞こえた。涙が出そうだった。その優しさと、いたたまれなさに。
合気道が終わったあと、自由時間で何事もなかったように走り回って遊んでいるこどもの横で、先生に謝りつつ、
「本当に申し訳ありませんでした。本人が毎週行きたい行きたい!って言うから連れてきてますが、あまりにもお邪魔で申し訳ないので、しばらくお休みしようと思います。」
と告げた。。
先生はいつも優しくて、
「良いんですよ、こっちは全然。ただ○○くんが遊びながらでも少しでも技を覚えてくれたり、子供たち同士じゃれ合いながら技をかけあったりね、してくれれば良いんだけどね。気の合う子とかがいれば良いんですけどね。そしたら組ませるようにしますから。誰か合う子います?」
と言ってくれる。
でもコミュニケーションが苦手なこどもは、なかなか難しい。保育園の時は逆にいつも俯瞰しているだけだったから特にトラブルも少なかったけど、今は距離感掴まず自分勝手に向かっていく。相手の目を見ず、突っ込んで行くとか、妙に顔を近づけて自分の話したいことだけ話して去って行く。
人に興味を持ったから出てくる行動よ。だから良いこと。保育園の先生は言ってくれたけど。
「え、なに?」
と聞き返してくれる友達を無視して去って行く。
それに合気道でも目も合わずに、突然遠くからお腹だけを凝視して突っ込んでくる人を怖いと思わないわけがない。
「今はまだ同世代と関わるのが難しくて…。誰と気が合うとかもなかなか…。」
と先生に正直に伝えると、
「そうですか…。」と先生も困り顔。
通ってくれて全然構わないけど、合気道を全くしないのはお金も時間ももったいないからねー、と逆に心配してくれる。でもそういう問題じゃない。
本人は合気道なんかしなくて良い。邪魔に思われても全く関係ない。ただ楽しいから行きたい、と思っているだけ。
でも知らずのうちに帰り道、涙が出ていた。
信じた私がバカだった。。ちゃんとやる。合気道やります。って言ったのに。
こどものためには、人とのかかわり合いを学ぶためにも合気道の場は貴重だと思う。
失敗したって大丈夫!人間関係だって一緒じゃない!
そんなこと分かってる。
だから「もう来ないでください」と先生や、他の保護者やお子さんに言われるまで通わせるのもありだと思う。
…そんなこと分かってる。痛いほど分かってる。
でも見てていたたまれない。触っちゃいけないものだけを厳選してるかのようにカーテンを開けたり、倉庫の扉を開け閉め、アルコールスプレーをなん十回と手に吹き、入口の扉の鍵を何度もかけたり、外に出てって勝手に建物をうろうろ。
それらを一時間見せつけられて、注意し過ぎると先生に私が止められるので、部屋の隅から隅へとこそこそ走り回ってこどもを注意する。
本当は注意しようにも、逃げられるので親子でバタバタ走り回ってるだけ。
本当にいたたまれない。
合気道に行かせてあげたいけど、私が辛い。そのくらいのルールは守ってよ。
でもこれでやめさせたら、私はまた自分を責めるだけ。
1週間あるから、それまでに気持ちを整理しよう。
そしてこどもと期限を決めて、通うことにしよう。
負けるな、自分
味方はどこかにいる!