こどものすがた

小学4年生の息子との今までをありのままに記録。

合気道、やめてません

2020-10-30 | 日記
先週、涙が出るほど辛かった合気道。

1時間の間、部屋中を走り回り、触ってはいけないカーテンを開け閉め、先生の荷物を触り、他の子のランドセルを開け、小さい子にスリッパで闘いを挑み、憔悴しきった私は先生に

「あまりにもひどいので止めさせます!」

と涙目で訴えた、合気道をやめておりません。

なぜなら、先生がそれでも構わないと仰りながら色々考えていてくださったことを聞いたから。

きっとあのまま止めさせていたら、せっかく色々気に留めてくれていた先生に悪いと思ったし、先生になんか心のしこりみたいなものが残りそうな気がしたから。(あーすっきりした!って思われるだけかもしれないけど😂)

あと、うちのこどもにとっても、このままでは最悪な止め方な気がして、後々何か他の習い事を始めるときにトラウマになってしまいそうだったから。

そして、何よりこのままでは私のトラウマになりそうだったから。

こどもも先生も私も、アイデア尽くして、やっぱりそれでも今はちょっと厳しいね。

って納得した上でやめたかった。だから、今日は行きました。本当は夜遅いし、今年は休校が影響して土曜授業も多いから、止めた方が私もこどもも絶対楽だし、パパは先週の私の落胆ぶりを見ていたから、行かせたくない!合気道はやめよう!!と言い張ってたけど。

でもその代わり、合気道をしている間、私が同席しないことを条件にした。
甘えで好き放題やっていると思うので、私は絶対見学はしないと伝えた。

そしたら案の定、
「合気道やめるー。もういかなーい。ずーっとお休みするー。ママがいないなんてつまらなーい。」と言い出した。

…行く気がなくなるなら、そのままやめさせるのもありかもしれない。その方が楽だし。

でも何かやっぱりそれは納得出来ず、
「合気道は行きます!行ってもらいます!!大丈夫。」

と諭し、連れていくも部屋を出るまで15分かかりました。事情を前もって説明していた先生も一生懸命諭してくれたけど、私にしがみつき大泣きすること15分。

クラスメイトのお友達にも、
「○○くん、恥ずかしいよ😓」と言われるも無視。
もうこりゃ何を言ってもダメだと思ったし始まりの挨拶の時間になったので、力ずくでこどもをひっぺがし、無理やり靴を履いて退散してみた。

一応追っかけてまでは来なかったので観念したか…とこっそり中を覗いてみると、部屋の隅で、うなだれておりました😞

まぁ、悪さしたり迷惑かけてないだけ、ましかなと思って近くをふらふらして20分くらいしてまた覗いてみたら、まだ同じ場所にいる!!

合気道終わるまで迎えに行かないつもりだったけど、このまま終わっちゃうのかな。
どうしようかなと入口でうろうろしてたらこどもに見つかったので、早めに部屋のなかに入ると、自ら

「準備体操してないから、するー。」

と自分で赤い目をはらしながら、いちから始め始めた。そういうとこ、ほんと偉いよなー。

さらにひと通り終わると、自分から先生のところに行って、
「おねがいしまーす。」と手を脇に揃えてぺこり。

今まで散々先生に対しても悪態ついて、生意気言っていたのに。。

そしてひとつ、技を教わっていた。

おー、なんなんだ。今日のこどもはめちゃくちゃ偉いじゃないの

こんな一面もこどもの姿。すごい!すごーい!!
ちょっと浮かれてしまっている自分がいるけれど、そうじゃないこどもの面もあり、どちらも同じこどもの姿。

このブログを書きながら振り返ることで、私が子供について一番学んでいること。

だからどんなときも一喜一憂しすぎず、淡々としてないと、あとでズドーンと地に叩き落とされるんだ。。

でも今日の合気道はなんかやっぱり良かったので、ちょっとだけ喜ばせて