東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

減水

2019年05月14日 | トンボ
ホソミオツネントンボ

Nikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED:絞り優先AE F10 SS 1/1000 -1.0EV ISO 400
雨が少ないせいで例年よりも減水状態。それでも縁には多数のホソミオツネントンボのオスの縄張りが見られ、生殖活動はこれからといった時。成熟したオスは青空に負けず劣らずの美しいブルーが魅力的。

ホソミオツネントンボ(交尾)

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4.5 SS 1/4000 -1.3EV ISO 200
今回一番の目的としていた交尾態の撮影が叶い嬉しい限り。
産卵タイムまで繰り返し観察を続けていた最中、

ふと、池に浮かぶ腐食した植物の茎に目を向けたところ、そこでひょっこり連結産卵していた別の越冬種を発見。

ホソミイトトンボ(連結産卵)

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4.5 SS 1/2000 -1.3EV ISO 200
局地的な地域にのみ生息するオツネントンボやホソミオツネントンボに対して、特に今年は都下の様々な水辺環境で姿を見せていて驚かされている。はたしてこのエリアで越冬しているのか気になるところ。冬場には越冬個体の発見にも努めていきたい。

ホソミオツネントンボ(連結産卵)

Nikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED:絞り優先AE F7.1 SS 1/500 -0.3EV ISO 200
雲がかかって来てしまった午後、池の縁に生える植物に落ち着いて産卵してくれた。水量が少なく抽水植物が生えている縁まで水で満たされていないせいか期待していた集団連結産卵は見られず。この先、纏まった雨が降ってくれる事に期待したい。

撮影日:5月3日

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