本格的な冬を迎えた東京都心部。いつも訪れているフィールドではもう成体の姿は殆ど見つけられない寂しい時期を迎えた。こんな時にはと一昨年前に610君と多摩川の土手で観察を楽しんだ真冬に生きるトノサマバッタの事を思い出したので、多摩川河川敷へと足を運んだ。到着早々、芝生広場にて目にしたのは...
ヒドリガモの群れ
D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
前日に降った雨によりできた水溜りに集まり採食を行なっている様子。たかが水溜りではあるがこういった場所を水鳥が利用するとは面白い。まだアキアカネのシーズンであればおそらく産卵に飛来するペアの姿が見られたであろう。アキアカネシーズン中、雨後に来てみるのも面白そうだ。
一昨年前に観察した時よりも草丈が短く、その様子からしてダメかもしれないと予想しつつポイントに足を踏み入れた途端、ワラワラとキリギリス科の小さな幼虫が飛び出した。
ホシササキリ ♀(終齢幼虫)
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
腹部から突き出した刀のような長い産卵管がメスである証。全長はおよそ10mmほど。
多数のホシササキリが観察できるのであればトノサマバッタも間違いなくいるハズ。そう思い しばらく探しているとコンクリートの斜面にて日光浴をしている個体を発見。
トノサマバッタ ♂
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
トノサマバッタは成虫越冬するタイプのバッタではないが、世代交代を繰り返し一昨年前と変わらずこの寒さのなか生存しているとは素晴らしいかぎり。今回、発見する事ができたのは4頭ほどで全てオスであった。
こちらも同じ場所にて観察した個体。トノサマバッタと姿形が似ているものの別の種類。このツチイナゴはトノサマバッタと異なり、このままの姿で越冬するタイプである。
再び年明け早々にでも観察しに訪れるとしよう。
撮影日:12月21日
撮影地:多摩川下流域河川敷(笹螽ヶ原)
ヒドリガモの群れ
D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
前日に降った雨によりできた水溜りに集まり採食を行なっている様子。たかが水溜りではあるがこういった場所を水鳥が利用するとは面白い。まだアキアカネのシーズンであればおそらく産卵に飛来するペアの姿が見られたであろう。アキアカネシーズン中、雨後に来てみるのも面白そうだ。
一昨年前に観察した時よりも草丈が短く、その様子からしてダメかもしれないと予想しつつポイントに足を踏み入れた途端、ワラワラとキリギリス科の小さな幼虫が飛び出した。
ホシササキリ ♀(終齢幼虫)
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
腹部から突き出した刀のような長い産卵管がメスである証。全長はおよそ10mmほど。
多数のホシササキリが観察できるのであればトノサマバッタも間違いなくいるハズ。そう思い しばらく探しているとコンクリートの斜面にて日光浴をしている個体を発見。
トノサマバッタ ♂
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
トノサマバッタは成虫越冬するタイプのバッタではないが、世代交代を繰り返し一昨年前と変わらずこの寒さのなか生存しているとは素晴らしいかぎり。今回、発見する事ができたのは4頭ほどで全てオスであった。
ツチイナゴ ♂
D700+COSINA Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
D700+COSINA Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
こちらも同じ場所にて観察した個体。トノサマバッタと姿形が似ているものの別の種類。このツチイナゴはトノサマバッタと異なり、このままの姿で越冬するタイプである。
再び年明け早々にでも観察しに訪れるとしよう。
撮影日:12月21日
撮影地:多摩川下流域河川敷(笹螽ヶ原)