サトクダマキモドキを撮影した後、アオスジアゲハのサナギをひたすら探してはみたものの幼虫すら発見できず諦めた。。。
途中で雨が降ったり止んだりとめまぐるしく変わる天気に悩まされ撤収を決意。帰宅してひと休みした後、筑波大生である虫友の610君からありがたいお誘いを貰っていたので、夕暮れから一路つくば市へと車を走らせた。大学寮に到着し610君に案内された場所は交通量の多い道路!LEDライトを頼りに歩道を進んで行くと道端の草地からガチャガチャと古い機械音のような奇妙な音が聴こえてきた。僕が想像していたのは広大なクズの群落地というロケーションをイメージしていたのだが全くその想像からはかけ離れた東京都心部でも公園の一角にありがちな環境。しかし、都心部との違いは街路灯がなく、近隣にある建造物からこぼれる灯りが仄かに届く程度でかなり暗い。早速、草地に入り音のヌシを探す。すると...
クツワムシ ♂(緑色型)
こんな場所にいるのかと感激。午前中に撮影したばかりのサトクダマキモドキよりもひとまわり大きく、ガチャガチャと聴こえる音は勿論の事、木の葉に擬態した姿、大きな翅が魅力的で素晴らしい。
クツワムシ ♀(緑色型)
産卵管は長く突き出していてオスよりも細長い体型をしていた。
クツワムシ ♂(褐色型)
クツワムシ ♀(灰色型)
歩道際に置いたカメラバッグを取りに向かうとバッグの上には灰色型のメスが乗っていた。バッグに付着している汗の臭いにつられてやって来たようだ。
樹林帯と隣接し街路灯のない真っ暗闇の草地がクツワムシの生息できる環境と感得する事ができた。東京都区内、都下からクツワムシが姿を消してしまった理由のひとつが街路灯、常夜燈の設置に原因があるとされている。今回、610君に案内していただいた場所も、今後、都市化が進み道路に街路灯が灯ってしまえば彼らは姿を消してしまうであろう。クツワムシは大きな体型に似合わずデリケートな昆虫である。
東京都内では多摩丘陵に少数ながら生息しているという噂を聞いているので来シーズンにはその地に訪れてみるとしよう。
東京は日曜日の雨をきっかけに急に気温が低下。半袖では寒いくらいになってしまった。今年は夏が長かったぶん秋は短いかもしれない。
秋に最盛期を迎える虫たちを長く楽しんでいたいのだがどうなることか...
全てD700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+内臓フラッシュ
撮影日:9月16日
撮影地:茨城県つくば市
途中で雨が降ったり止んだりとめまぐるしく変わる天気に悩まされ撤収を決意。帰宅してひと休みした後、筑波大生である虫友の610君からありがたいお誘いを貰っていたので、夕暮れから一路つくば市へと車を走らせた。大学寮に到着し610君に案内された場所は交通量の多い道路!LEDライトを頼りに歩道を進んで行くと道端の草地からガチャガチャと古い機械音のような奇妙な音が聴こえてきた。僕が想像していたのは広大なクズの群落地というロケーションをイメージしていたのだが全くその想像からはかけ離れた東京都心部でも公園の一角にありがちな環境。しかし、都心部との違いは街路灯がなく、近隣にある建造物からこぼれる灯りが仄かに届く程度でかなり暗い。早速、草地に入り音のヌシを探す。すると...
クツワムシ ♂(緑色型)
こんな場所にいるのかと感激。午前中に撮影したばかりのサトクダマキモドキよりもひとまわり大きく、ガチャガチャと聴こえる音は勿論の事、木の葉に擬態した姿、大きな翅が魅力的で素晴らしい。
クツワムシ ♀(緑色型)
産卵管は長く突き出していてオスよりも細長い体型をしていた。
クツワムシ ♂(褐色型)
クツワムシ ♀(灰色型)
歩道際に置いたカメラバッグを取りに向かうとバッグの上には灰色型のメスが乗っていた。バッグに付着している汗の臭いにつられてやって来たようだ。
樹林帯と隣接し街路灯のない真っ暗闇の草地がクツワムシの生息できる環境と感得する事ができた。東京都区内、都下からクツワムシが姿を消してしまった理由のひとつが街路灯、常夜燈の設置に原因があるとされている。今回、610君に案内していただいた場所も、今後、都市化が進み道路に街路灯が灯ってしまえば彼らは姿を消してしまうであろう。クツワムシは大きな体型に似合わずデリケートな昆虫である。
東京都内では多摩丘陵に少数ながら生息しているという噂を聞いているので来シーズンにはその地に訪れてみるとしよう。
東京は日曜日の雨をきっかけに急に気温が低下。半袖では寒いくらいになってしまった。今年は夏が長かったぶん秋は短いかもしれない。
秋に最盛期を迎える虫たちを長く楽しんでいたいのだがどうなることか...
全てD700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+内臓フラッシュ
撮影日:9月16日
撮影地:茨城県つくば市