東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

違和感

2020年09月17日 | 
午前中は晴れるとの予報を信じて、朝からトンボ撮影に向かったけれど残念ながら曇り空。成虫の活動はダメか、そう思いながらも水辺を覗いくと、そこには...

マユタテアカネ ♂(羽化)

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
今シーズンの羽化撮影は終了のつもりでいたけれど、発見したら撮らない訳にはいかない。羽化らしい光り輝く翅を強調した、真っ正面からの撮影をすると、羽化殻が目立たなくなってしまうので、ついついバランスが良いこの方向からの撮影になってしまう。

マユタテアカネ(連結産卵)

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED+SB-700(9月5日撮影分)
既に産卵活動に入っているけれど、ここは個体数が多い場所なので、長い期間、羽化が見られている。絶好のタイミングでシャッターを切ったけれど暗くてブレブレ。また撮り直したい。

トンボは諦めて曇り空でも観察できる昆虫を探しに移動を決意。

そんな時、ふと樹木に眼を向けた時、周辺の色とは少し違った色をした葉があると違和感を感じたので、近づいて確認してみると。それは...

ヤママユ

Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED+SB-700
植物に紛れている昆虫は、ちょっとした違和感を疑う事で発見に繋がる事が多くある。虫探しに違和感は最も重要な要素。近くに外灯があったので、夜間に飛来した個体がそのまま居残っていたようだ。日中まで残っている事は珍しいと同行したK君が教えてくれた。そんなK君のリクエストで河川敷に向かった。

撮影日:9月13日


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