東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

仲冬

2022年12月12日 | いろいろ
この土曜日は朝から快晴で小春日和。澄んだ青空を背景にした昆虫の姿を撮りに野鳥公園へ訪れた。

アキアカネ ♂

先週、産卵が見られていたのでこの日も期待して正午前後のゴールデンタイムに田んぼを注視していたけれど、残念ながら産卵は確認出来きず。メスを待ちながら青空を見上げて日光浴をするオスを観察。

オオカマキリ ♀

ススキの群落で日光浴をするオオカマキリのメスを発見。お腹を見る限り産卵はまだ!
ますます気温が低くなるから、早く産卵しないといけないのはご存知かな。

オオカマキリ ♀

時間を置いて再び確認すると少し移動していて、いい横顔を見せてくれた。
いい横顔を見せる余裕より、産卵をいそがないとヤバいよ。。。

ツチイナゴ ♀

オオカマキリを撮影しながら、ふと、その下に眼を向けると、日光浴中のツチイナゴを発見。ツチイナゴは成虫で越冬するタイプ。何処に潜り込んでいるのか?未だに越冬している姿の発見が叶わない。

ムラサキツバメ ♀

今シーズンは全く越冬集団を見つけられ無いままだけど、
こうして林縁の陽だまりに姿を現し、美しい表翅を見せてくれると嬉しい。

ハラビロカマキリ

午前中のチェックでは未確認で気温の上昇により樹上から下に降りてきたらしくコナラの樹皮にべったり。お腹の様子を見る限りでは産卵後の個体だね。青空と辺りに落葉したコナラの葉を背景に日光浴をする姿を撮影。この日の昆虫はひたすら日光浴に尽きると言った様子だったけれど、餌が少なくなるこの時期でも、まだまだカマキリが撮影を楽しませてくれて嬉しい。

全てNikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED

撮影日:12月10日

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