東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

独り占め

2022年12月08日 | いろいろ
このところの虫の会では娘が不機嫌になる。
その理由を聞くと、かまってもらえず、特に他の男子とマンツーマンで虫探しをする場面は
許せないらしい。先生役だから仕方ないと言っても理解に苦しい。

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
明日はパパと二人だけで野鳥公園に行きたい!
気難しい娘の要望にお応えして、前日の復習と新たな発見を楽しみに連日の野鳥公園訪問。

ハラビロカマキリ ♀

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
虫の会に参加してくださる男の子のお友達と仲良く出来ないのには、ちょっと問題ありかな。

ムラサキツバメ ♀

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
到着早々、陽だまりにムラサキツバメが姿を見せてくれた。静止している植物は垣根として利用されているベニカナメモチ。それとの色の組み合わせがいい感じ。

オオカマキリ ♀(褐色型)

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
もう成虫の姿より産卵された卵鞘の方が目立つ時期で、カマキリは卵で越冬する種類。
12月でも生きている成虫の残りの余生は、とにかく日光浴に尽きる。

コカマキリ ♀

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
両種とも自らの体色がわかっているかのような、周辺の環境に溶け込める場所に見られた。

チャエダシャク

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
11月中旬頃から見られる中型の蛾。樹皮に張りつき擬態する姿が最高に素晴らしい。

コミミズクの越冬幼虫

Nikon D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
今回は緑色タイプを掲載。探す楽しさと色彩変異も同時に楽しめるので2度美味しく、次回は赤と黄色も探してみよう。前日の虫の会では殆ど曇り空で活動する昆虫の姿は少なかったけれど、この日は朝から晴れて小春日和になり、前日には見られなかった種類が姿を見せてくれた。2日連続で同じ場所に訪れた事により、天気の違いで昆虫の活動も違い、秋を超えて永らえる昆虫達にとっては、とにかく陽射しが重要だと言う事を改めて実感した。

撮影日:12月4日


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