東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

羽化と同時に

2017年06月21日 | トンボ
ヒメサナエの羽化と同時に楽しめたのがカワトンボの活動撮影。

アサヒナカワトンボ ♂(橙翅型)とミヤマカワトンボ ♂

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
ここはアサヒナカワトンボとミヤマカワトンボの宝庫で、
こうして両種が並んで静止する場面も頻繁に見られるほど個体数が多い。
しばらくカワトンボたちの様子を観察するが、
ミヤマカワトンボはまだ若いのか、それとも天候によるものか気難かし様子で生殖活動は見られず。
その一方、アサヒナカワトンボはそろそろシーズン終盤と言う事もあり、
傷んでいる個体が多かったものの、頻繁に交尾、産卵が見られたのでそれらの撮影も楽しむことができた。

アサヒナカワトンボ(交尾)

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

アサヒナカワトンボ ♀(産卵)

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
アサヒナカワトンボの産卵は植物や流木など問わずにおこなわれ、
今回は川面に倒れかかっていたセリの茎に産卵する場面を撮影。

帰り際に陽射しが出てくれたタイミングで広角撮影も楽しんだ。

アサヒナカワトンボ ♂(橙翅型)

D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

アサヒナカワトンボ

D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
幻と言われているシロバネカワトンボかと思わせる翅が白濁した個体も見られ、
また来シーズンに訪問する楽しみが出来たのと、ミヤマカワトンボとヒメサナエの活動最盛期には再び訪れたい。

撮影日:6月11日
撮影地:東京都多摩川水系上流部


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