ゆらぎつつゆく

添島揺之歌集。ツイッター感覚で毎日つぶやきます。色調主義とコラボ。

紅梅に

2018-01-16 03:05:52 | 添削

紅梅にみぞれ雪降りてゐたりしが苑のなか丹頂の鶴にも降れる    前川佐美雄


乱雑だ。破調とも言えない。
情景は思い浮かぶが、歌にするならもっと整えるべきである。
何らかの効果を狙っているのかもしれないが、詳細な描写が必要ならば他の形の詩文にするべきである。
短歌はすっきりと整っていることが望ましい。


みぞれ雪降る紅梅を越え見れば苑の鶴にも降りにけるかな    揺之






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