公民・歴史教科書問題を中心に教育問題を考えていくブログ

恐るべき公民教育の問題を中心に扱っています。かなりの割合で小山常実氏のブログ(特に教科書資料)や著書を参考にしています。

教科書に「侵略」不適切だ!

2022-09-26 21:47:01 | 教育

基本的に私は、世界的に見れば若干右よりな視点から、日本的に見れば結構右よりな視点から教育の問題を論じていますが、今回は、そういった思想を可能な限り全て排除して論じていきます。

さて、歴史教科書は、小学校・中学校・高校とあるわけですが、ちょっと手にとって読んでみてください。近代史の分野で「日本の〇〇侵略」や「日本が〇〇に侵略し」といった記述はないでしょうか?

大人であれば対して気にしないと思いますが、一旦子供の立場に立って考えてみてください。実態抜きにどういう印象を持ちますか?

おそらくほとんどの人は、あまり良い印象を持たないと思います。もし、子供がなにも知らないで、初めて歴史を学ぶとき、このような表現があってらどうでしょうか?

初めて歴史を学ぶというのに、最初から良い印象を持たせなければ、歴史という科目を好きになれないと思います。そして、冒頭に「日本」と書かれていることから、自国を好きになるという当たり前のこともそのような記述が妨げると思います。

なぜなら、子供は、客観的に事実を判断する能力が備わっておらず、第一印象ですべてが決まると言っても過言ではないからです。さらに、ネガティブなことを覚えやすいという人間の本能的な特性も相まって、「日本の〇〇侵略」や「日本が〇〇に侵略し」という表現は、子どもたちの心を歪める一因になっている考えられます。現に、多くの子供の心が危機に瀕しており、うつ病などの心の病が急増しています。

「日本の〇〇侵略」や「日本が〇〇侵略し」の「侵略」の部分を「侵攻」に変えてもおおよそ同じだと思います。

私は、子どもたちに歴史を繋いでいくなら、「侵略」・「侵攻」といった表現は使わず、「進出」や「進攻」という表現を使うべきだと思います。「日本の〇〇進出」や「日本が〇〇に進出し」と書けば、子どもたちは第一印象で悪い印象を抱くことなく、むしろ良い印象を与えて、それと人間の特性が合わさることで、客観的な判断を促すことができると思います。

ただし、外国のものについては、「侵攻」と書いてよいと思います。現在歴史が暗記科目になっていることを踏まえると、「進出」は日本、「侵攻」は外国と覚えるほうが単純に効率が良いからです。外国のものであれば、「侵攻」と書いても子どもたちに悪い印象を与えることが極限まで抑えられ、子どもたちの負担を軽減することができます。暗記効率が向上します。

これが実現すれば、子どもたちの心は健全に成長し、その負担も軽減することができます。「たかが単語を変えただけ」と思うかも知れませんが今の子供の学習量ははっきり言って異常です。もはや単語の簡素化でさえも、子供たちの心を明るくし、負担の大幅に軽減し、さらに負担軽減でさらに明るくなるという二重の効力を発揮するようになっています。

この記事に共感していただけたのなら、この主張を拡散してください。あなたの行動が子どもたちの心を救います。

 転載自由


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