糖質ゼロ食のエネルギー源
糖質ゼロ食とは一食当たりの糖質量を10グラム未満にします。(栄養指導では一日当たり300~370グラム)
糖質を摂らないのですから血管の中のブドウ糖は増えません(血糖値は上昇しません)。
ブドウ糖が無いのであれば、エネルギーは何から作るの?
脳は大丈夫なの?
ボーとしたり、馬鹿になるのではないの?
という質問が出るかもしれませんね。
大丈夫です。
人類の本来のエネルギーは脂質です。
食べた脂質をエネルギーとして使います。
足らなければ体脂肪を分解してエネルギーに変えます。
しかも1グラム当たり9kcalのエネルギーとなります。
ブドウ糖由来のエネルギー4kcalに比べ倍以上なのです。
言い換えれば
糖質をたくさん摂るから、インシュリンがブドウ糖をエネルギーにするよう命令していたのです。本来の人類のエネルギー源は脂質なのです。
脂質が分解した脂肪酸は脳に入っていかないのではないの?
と質問が出るかもしれませんね。
大丈夫です。
脂肪酸からケトン体になり脳に入り脳のエネルギーになるのです。
このケトン体を使うと脳はすっきりします。
クリアになります。
本来のエネルギーだから脳によく馴染むのです。
これをケトジェニックダイエット(ケトン体生成食事法)と言います。