生活習慣病と食生活 糖質制限とHbA1c 抗糖化(アンチグリケーション)

大豆は低糖質で高蛋白質だから健康的ダイエットに。血糖値に優しいので糖尿病対策に。

糖質ゼロ食

2009-01-28 06:34:42 | 糖質制限食

               糖質ゼロ食のエネルギー源

糖質ゼロ食とは一食当たりの糖質量を10グラム未満にします。(栄養指導では一日当たり300~370グラム)

糖質を摂らないのですから血管の中のブドウ糖は増えません(血糖値は上昇しません)。

  ブドウ糖が無いのであれば、エネルギーは何から作るの?
  脳は大丈夫なの?
  ボーとしたり、馬鹿になるのではないの?
  という質問が出るかもしれませんね。


大丈夫です。
  人類の本来のエネルギーは脂質です。
  食べた脂質をエネルギーとして使います。
  足らなければ体脂肪を分解してエネルギーに変えます。
  しかも1グラム当たり9kcalのエネルギーとなります。
  ブドウ糖由来のエネルギー4kcalに比べ倍以上なのです。


言い換えれば
糖質をたくさん摂るから、インシュリンがブドウ糖をエネルギーにするよう命令していたのです。本来の人類のエネルギー源は脂質なのです。

  脂質が分解した脂肪酸は脳に入っていかないのではないの?
  と質問が出るかもしれませんね。

大丈夫です。
  脂肪酸からケトン体になり脳に入り脳のエネルギーになるのです。
  このケトン体を使うと脳はすっきりします。
  クリアになります。
  本来のエネルギーだから脳によく馴染むのです。


これをケトジェニックダイエット(ケトン体生成食事法)と言います。