感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

気持ちがおちつかなくなる11月下旬

2021-11-22 | 日々思うこと

11月がこのくらいの時期になると、気持ちはどんどん落ち着かなくなる。先週あたりから、感謝祭の買い出しを始めたし、決して大きくはない冷蔵庫の中には、解凍中のターキーが陣取っていて、ただでさえ狭くて物が収まらない冷蔵庫がさらに狭くなり四苦八苦する。昨日などは、座りが悪かったのか下段に入れておいたターキーが冷蔵庫を開けた途端に転がり落ちて慌てた。足の上に落ちたなら、打撲どころでは済まされなかったかもしれない…。焦った。

カチカチに凍ったターキーをしっかり解凍するには、冷蔵庫に移して5日ぐらい見ないといけないので、早めに買っておかないと、サンクスの当日、ターキーが解凍しきれてなくて苦労することになる。大体、ターキーを焼こうという家庭は、夫婦二人などの小家族ではない。少なくとも一家4~5人、それ以上が集まる家庭のはずで、そうなると、20ポンド前後くらいのサイズがちょうどよいのではないかと、私などは思う。サンクスの週に入ってスーパーに行くと、ちょうどよいそのくらいのサイズがなく、15ポンド以下の小さいものか、25ポンド以上の馬鹿でかいサイズのターキーしか残ってなかったりする。洋服でいうところのターキーのサイズ割れ状態なのだ。したがって、ターキーだけは早めに買い物を済まさなければならない。

いつもは、冷凍ではない生のものを購入するのだが、今年は、買い物のタイミングをミスしたのか、フレッシュターキーのちょうどよいサイズのものが店頭に出てなくて、出直す気にまではなれず、冷凍のものを買ってきたのである。お肉は、凍らせていないものの方が味が良い、という認識からなのだけど、仕方がない。

今日、明日は、フレッシュな野菜を買いにまたもう一度スーパーに行かねばならない。

売電になってからの物価高と、品不足があるもんで、そのせいもあり、少し気持ちに落ち着きがないのかもしれない。

とにかく、今週の木曜日は感謝祭だ。

西海岸にいる長男も帰ってくるし、シカゴの知人も訪ねてくる。家族が7人になる。感謝祭の準備に不備があってはいけないと、1年に一度しかしないお料理のレシピを再確認したり、テーブルクロスを出したり、大皿を出したり、お客さん用の布団を出したり、あわただしい週になる。

 

そんな週末に、

ともにトランプ大統領を応援する同志である友人が、トレーダージョーでお買い物をしたついでにと、我が家に感謝祭グディーバッグを届けて下さった。

ありがたい。

特におススメは、シーズン限定のブラックティーだという事だ。まろやかな飲み心地の今の時期にもってこいの紅茶だなと思いつつ最初の1杯を頂いた。メープルシロップの甘い香りに癒される。

メープルは良い。

朝のパンケーキにハチミツかメープルかと聞かれれば、必ず後者を選ぶ派、先だっても農作物を扱っている方から、地場産のピーナッツをまとめて購入した際に、おまけでと100%メープルシロップをいただいて、気持ち躍らせていたところに、昨日友人からもらった紅茶に、派手だけど可愛かったのでお揃いで買ったと言ってくださったエコバックも、メープル仕様で、メープル尽くし。

メープルはアメリカにおけるところの、この時期の季語なのかもしれない。

裏の木々もほぼ葉を落とし切って、落ち葉掃除も一段落したところで、自然界に餌がふんだんにある時期には外していた鳥たちのえさ場を設けたのが先週。最初の数日は、スズメとジェイしか来なかったけれど、数日前、コガラ君2羽が帰ってきた。昨日は、練り餌にぶら下がるキツツキも確認できた。これから寒くなる時期に、このあたりで冬を越す鳥たちに、わずかだけれど我が家の裏庭で熱量補給をしていただくわけだ。

公園に出かける時間が、裏庭の鳥を見る時間に移行しつつある。

 

初雪がちらつくのも、そう遠くないはず、感謝祭が過ぎればあっという間にクリスマスだ。

クリスマス商戦の始まりでもある感謝祭当日の夜と、翌日のブラックフライデーを皮切りに、街は一気にクリスマスお買い物ムード一色になる。さらに気持ちはあわただしくなるのである。

 



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