このあたりに飛来する可能性のあるアメリカムシクイと言う鳥は、ゆうに30種類以上と言われている。
種類が多い。
雄と雌でデザインが違ったりする。
春と秋では色あいも羽の具合も違うのもある。
渡りの季節に、数日だけこのあたりに飛び寄って、鳥によっては1日とかでいなくなるムシクイになると、私などには、まず辞書抜きには識別がほぼ不可能なのだ。
識別が難しい、だから、面白いのかもしれない。
マグノリアワーブラー。昨日のとは別の個体っぽい。特徴がはっきりしていて、識別の容易なムシクイのひとつ。
パインワーブラー、マツアメリカムシクイだと思うのだけれど、行動がちょっと違うようにも感じる。
低い草むらばかりにいる、と言う事は、もしかしたらズグロアメリカムシクイの雌と言う可能性もあるなと。
足がオレンジ色で、サイズも気持ち大きいので、ズグロアメリカムシクイ、と言う事にしておこう。
スワンプスパロー、和名はヌマウタスズメと言うらしい。彼らも渡ると言う事だ。
ツキヒメハエトリ、今日は3羽いたようで、あちこちの枝に泊まって餌の確保に忙しい。
シルスイキツツキ、と言ったかな。
ヘアリーウッドペッカー。セジロアカゲラですか、
コウウチョウ。雄。渡りの季節に群衆でやって来る。今日は何十羽も木の枝に泊まって、昨日あたりに渡って来たのかも。
ロビン。コマツグミ。渡ると言われているけれど、このあたりのは定住するのもいるみたい。でも、確実に冬になると数が減る。早い春先に数が増える。と言う事で大部分が渡って行くのは確かなようだ。
ロビンは、あまりにも多くいるし、人間が側にいてもそこまで怯えない。珍しくないからなのか、被写体の対象にはならないのだけど、たまに撮ってみる。よく見ると愛くるしいのだ。
家々の庭先には、花が大きく、色もとりどりの奇麗な植物が観賞用にあるけれど、写真に撮りたいとは不思議と思わない。
自然の中に咲く花は、小さくて色もそこまでとりどりではないのに、なぜか写真に残したくなる。
飾らない美しさ。人の手によらない美しさがあるからなのか、
その美しさに、ハッとする瞬間があるのだ。