感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

FBI効果でむしろ集まる同情票

2022-08-10 | 2022年アメリカ政治

中間選挙に向けての各州予備選挙が火曜日ごとに行われています。

昨日は、ウィスコンシン州知事選が、特に大きな関心事でした。

トランプさんはご自分が推す共和党候補、マイケル氏のために先週末にウィスコンシンでラリー、かたや、対抗馬のレベッカさん(Rebecca Kleefisch)を推すのはあのマイク・ペンス氏、トランプさんを4年間支えた副大統領です。

共和党は今、エスタブリッシュメント政治家(またはグローバリスト、もしくはRINO)と、トランプさんと共にあるMAGA(または愛国者)にはっきりと2分されてきている様子が、今回の選挙で実に明確になっています。

トランプ対ペンスの闘いは、言うまでもなく、トランプさんの大勝利に終わりました。

下はポリティコのサイトです。マイケルさんを後ろで見守るトランプ大統領のまなざしの凛とした様、個人の欲など微塵も感じられない。国とこの国の国民のために、闘い続ける、いつもそうおっしゃってすべての攻撃と偏見を一身に受けながら、立ち向かい続けて下さっている。

Trump-backed Michels wins Republican primary in Wisconsin

Trump-backed Michels wins Republican primary in Wisconsin

The Republican candidate also narrowly won a House special election in a pro-Trump Minnesota district, the latest sign of a shifting political environment.

POLITICO

 

先週の予備選でのトランプさんが推した方の快進撃については、張陽さんの説明がありました。

張陽さんチャンネル

いつもながら、深い読みと、希望的な解析に力をもらいます。

 

リベラル系報道が色めき立って月曜日のFBI家宅捜査を伝えながら、彼らが言いたいことは、

「トランプの威力がこれによって削がれることになるだろう。」

「その恩恵は、フロリダのディサンテスと、売電が受けることになるだろう。」

こうなって欲しいのが、彼らの願いだという事を正直に言ってるわけです。しかし、それは、彼らが願う事であって、果たしてその通りになるかどうかは、神のみぞ知る。

 

トランプ大統領の力を(知りながらも)認めたくないリベラルは、ずっと過小評価し続けてきました。中間予備選挙結果が、トランプさんが推した人が軒並み当選していくその現象を目の当たりにしながらも、それを見ようとしないリベラルな方々のする読みなど、当たるはずがないのです。

奴らは、トランプを是が非でも大統領選に出させたくないのだろうけれど、これで、むしろ、トランプさんの決心は固くなったはず。彼の性格を知っている人なら、誰もがそう考えます。

 

今回のFBIの捜査が、むしろ、トランプ大統領の威力増大を加速する可能性があるかもしれない、そうみている専門家もいると、ワシントンタイムズが書いてました。

Trump stiffens grip on GOP in wake of FBI raid

Trump stiffens grip on GOP in wake of FBI raid

Former President Donald Trump emerged Tuesday with a firmer grip on the Republican Party after the FBI’s raid on his Florida home, which quickly became a c...

The Washington Times

 

ワシントン・タイムズ紙のコラムニスト、マッケナ氏は、

「共和党議員がトランプの周りに団結しなければならない状況を作り出すだろう。トランプと一緒にいるか、FBIと一緒にいるか(何も訴えない、容認すると言う立場)…その選択の前で、自尊心のある共和党員はFBIと一緒にいることはできない。」と記事の中で伝えています。

カリフォルニア州共和党のケビン・マッカーシー下院院内総務は、11月の中間選挙で下院過半数獲得した時には、見ておれ!FBIと司法省を調査する!書類を保管しておけ!」とメリック・ガーランド司法長官に抗議の文面を送り付けたとか…。

 

一体、誰がFBI捜査を承認したか、標的は何か、ホワイトハウスが警告を発したかなど、FBI の今回の動きに対して、疑問が渦巻いています。

アンドリュー元ニューヨーク州知事は、「民主党は直ちに家宅捜索の理由を説明しなければならず、それ相当の理由を示さなければ、さもないと、FBI信頼は落ち、 1 月 6 日の調査の正当性も疑われることになりかねない。」と身内の足を引っ張りかねないと警告。ペロシですら、正当な理由があるべきと言ったみたいなことも上がっている。

 

支持者に対して、「あなたはどちらを支持するのか、献金で示してください。」と言う献金による抗議キャンペーン的なものが急展開中。

抗議を献金で!

腹立ててるなら、献金してくれ、みたいな。

オハイオ州の共和党ジム・ジョーダン議員は、彼のキャンペーンに寄付することによって襲撃に対する怒りを示すよう支持者に求める電子メールを発行。(ジョーダン氏は、共和党が11月に下院の支配権を獲得した場合、下院司法委員会の委員長として、FBIの行動を精査するあらゆる努力の最前線に立つ人)

「下院の過半数を取り戻すことができなければ、FBIがトランプ大統領の自宅を強制捜査した理由や、その件に関するその他の理由について、当然の答えを得ることは決してできないだろう」とジョーダン氏は書いているとあります。

トランプさん然り。

「国民よ怒りをあらわにせよ。政治に参加し、共和党のために立ち上がれ、違法な不当な今回の件の真相解明のために共和党中間選挙勝利を」

私のメールにも、トランプさんサイドからのものがあふれかえっています。メールの目的は、形としては献金集めですが、それと同時に支持者教育であり、負けてないぞ!と言うイメージ戦略効果もあります。

一つ一つのメールに答えていては、私の備蓄などすぐに底をついてしまいますから、毎月決めた額をちょこちょこ献金し続けてます。

今回の件では、トランプ大統領に同情票が入ると私は読んでいます。

民主党の焦りが極点に達し、影の黒幕の支持があった事でしょう、しかし、事を焦りすぎたかもしれない。その結果、FBI家宅捜査受けた惨めなトランプ大統領の推した人が翌日の予備選で見事に勝っている。

何を持ってきても崩しようがない強固なトランプ氏支持者の岩盤がある事を、愚かな者たちよ、ここらへんで認めたらいかがなものか。

来週はいよいよ、リズ・チェイニー氏の地元で予備選があります。

父親のディックさんが動画まで出して娘を応援しています。

結果は国民の手にあります。

 



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