昨日のエンジェルスとマリナーズの乱闘は、見がいがありました。動画で上げられる切り取りや、説明を楽しく拝見しながら、アメリカのプレイヤーって力があまってるのか、血気怒気に走りやすいのか…。大谷選手がニコニコしながら騒動に参加していた様子や、彼がケガをしないようガードする一平さんの姿にほのぼのでしたが、チームは大乱闘の末退場させられる選手も出て、しかし、試合には勝ったので気分は悪くなかったことでしょう。
今日、長男が見せてくれたユーチューブチャンネルが、日本人のユーチューバーが上げる動画がいいと言って扱っていたのを見せてくれました。25日の9回にトラウトが頭に当たる寸前で避けたビーンボールの後、怒り心頭で仁王立ちする監督の姿を映していた動画で、私も拝見していたもの。
このユーチューバーは、野球ゲームを詳しく解説して有名になった人らしく、以前ちょっとニュースになっていたどこかのチーム(覚えてない…)がサインを盗むのを発見したのはこの人だとか。
実際の映像にキャプション付きの語りを加えて、実況生中継なみの解説です。
Angels and Mariners brawl, a breakdown
年齢制限が付けられた映像のようですね。
おもしろい。
上の動画であるように、25日のトラウトへのビーンボールは、その前に前回の対戦の時に事故で(故意ではなく)起こっていたマリナーズの選手の頭に当たったデッドボールの仕返しだったよう。
酷いデッドボールを受けたら、仕返しをすると言う暗黙の了解が存在するメジャーリーグですが、当てる相手も大体同等の選手。しかし、エンジェルスの主砲で大人気の選手、トラウトが狙われたのにはさすがのネビン監督も腹に据えかねたという事の様。
昨日の登板ピッチャーも、本来は―先発に起用するような選手ではなかったという事でも、はなからビーンボールを投げさせるために起用したピッチャーであったことは疑う余地もなかった。1回に死球を当てたのに、それに懲りず、2回でも死球を投げさせたネビン監督は、今後10試合?かの出場停止処分だとか、他にも7人もの選手にコーチが処分を受けたエンジェルス。
不思議な暗黙の了解ルールが存在するのは、日本も同じ?なのか知らないですが、聞いたことない気がします。
ピッチャーの投げる投球でノーストライクの3ボールが先行したら、次の投球は手を出さずにストライクを投げさせてあげると言う暗黙の了解も存在します。勝負の世界にそんなやわな事言ってていいのかしらとも思いますが、そんな不思議なメジャーリーグでもあります。
さて、今週末は月曜日にアメリカの独立記念日を控えた連休です。街々では花火が上がり、家々では、バーベキューに忙しい。
その土曜日には、メッツの試合をニューヨークに観戦に行く予定ですが、ストームになる予報が出ていて、雨の中の観戦になる可能性が大。暑い日なので雨に濡れて野球の観戦も悪くはないかと。
今日は、シンダーガードが投げているエンジェルス。昨日の乱闘では率先して闘いに加わっていたように見えたので、ストレス発散して今日はすっきりと調子が良いみたいです。
大谷さんの移籍問題が話題になっていますが、西海岸に留まるならジャイアンツの可能性が大きいかなと長男と。ヤンキースには絶対行かないし、東には来ないよねと言うのが、我々の共通した見解。
エンジェルスに大谷さんが入る時に力になってくれた方が今メッツにいると言う記事で、もしかしたらメッツなんて事も書かれていましたね。
うん、メッツなら可能性ありかな…。
勝つとわかっているチーム、例えばヤンキースみたいなとこに行くのもいいけど、同じ州にあってドジャーズを追いかけるジャイアンツや、ヤンキースを追いかけるメッツみたいなチームに入って、どんでん返しの主役を演じるなんて言うのも、スポーツの醍醐味かなとか…。
暑い夏に何時間も飛行機で、バスで移動して毎日のように試合に出続ける選手の苦労も大変なもの、体力と気力、健康管理ができてこその良いプレーです。楽しませてくれる選手の皆さんの苦労に感謝です。見えないところでどれほどの練習を重ねている事か、だから感動しますね。スポーツ選手にエール。