リンジーグラハム連邦上院議員は、空軍のベテランである。法律を学び、それを持って軍に尽くした方だ。
彼はトランプ大統領が2016年に当選した時は、彼を支持していなかった。むしろ、彼のリーダーシップを疑っていた。それが、とにかく2017年のいつごろか、トランプ大統領とじっくり話し合った後、トランプ支持に替わったのだ。
彼曰く、トランプの防衛、軍備増強などの軍に対する政策、移民に関する政策を聞いて、とても心が動かされたと言う事らしい。それ以降、彼は寅さんに対する姿勢を軟化させ、今では、すっかり、共和党の中の誰よりも寅さんを支持する議員となっている。
その事を、左翼メディアは、力にすり寄る偽善だとか、自分の将来の位置を思っての政治的判断だなどと、グラハム氏を自身の身を案じた政治的判断をする人間であるかのごとくに取り上げる。否、そうかもしれない。
でも、私達の様に、トランプと言う人物の本当の姿を知ってしまったからではないのかと、私は思うのだ。寅さんの政策はもちろんだけど、それ以上に彼のカリスマ、彼のリーダーの資質をみとったからだと、思うのが正しいだろう。もちろん、結果的には、自分に返ってくる利益もあるだろう。だが、それを期待しての事ではないと私は思うよ。
グラハム議員は軍に仕えた経験がある方だ。そして議員になった。温厚そうな面立ちをしていはしても、内面は強い意志をお持ちのはずだ。そして、アメリカを愛している。愛国心がある人であればあるほど、寅さんに惹かれてしまうと言う方程式が、ここでも働いているのだと思うのだ。
寅さん親分は、人の愛国心を刺激する方だ。国と国民を思う彼の言葉には真実がある。彼の側で仕えた人には、わかる。グラハム議員がそうであったはずだ。一時は大統領候補として互いに張り合ったが、今では、より高い次元で、国と共和党の未来を思い、トランプをたてて行く事が最善であると表明する、賢く、現実をよく理解している議員さんである。
まだ65歳とお若いので、この先、共和党の未来、アメリカの未来をリードしていただきたい人物だ。
今週、彼はテレビのインタビューではっきりとこう言った。
「トランプのバックにつけば、2022年の中間選挙で下院上院で共和党は勝つ事ができる。」
「共和党が一つになって、寅さんの先導に従うことができれば、2022年に勝つ。そうできずに内部分裂すれば、私たちは負ける。ならば、そうしない理由は何もない。」
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グラハム議員は、トランプは歴史上最も「重要な」大統領の一人だと言い、(フォックスのハニティーで)、最近週末の時間を前大統領と共有した中で、共和党と彼の政策、特にトランプの掲げる移民政策に希望を感じたと話している。
「私は今までで、今がもっとも、トランプの共和党でのリーダーとしての存在感を感じている。」
「移民問題は2022年、より大きな問題になると予測している。」
「彼ら(民主党)が国境でしている事はまったく意味がない。私は移民政策を正すことに長年携わってきた。彼らはうまくいっていたトランプ国境計画を解体している。」とも話している。
フォックスのショーン・ハニティーが、フロリダで今週末開催される保守政治活動協議会(CPAC)で日曜日に行う予定の寅さんのスピーチで、彼が何を話すのかをグラハム議員に尋ねると、
「まず、彼はジョー・バイデンの代わりとして自分自身を位置付けるだろう。 (トランプは)共和党の政策を統一する演説をするだろう。彼は私たちが2022年に勝つことを望んでいる。」とグラハム議員は答えている。
トランプさんは、2024年の大統領出馬に対して話すのは時期まだ早しと、しながらも、
「しかし、私はそれを期待する素晴らしい世論調査を確認している。」とニュースマックスで話したとの事。
「今後数か月で、トランプが共和党の政策を主導し、下院と上院を取り戻すために必要な力を私たちに与えてくれると思う。どうか期待してほしい。」とグラハム議員は話しています。彼の寅さん支持が党内でいかに影響力を持っていくかは、これから明らかになって行くでしょうけれど、ハッキリしている事は、
議員さんたちが、共和党を支持する国民の7割以上の支持を得る彼に反することが、自身の政治生命に関わると言う事を知ってしまったと言う事。
2月26日金曜日から、2月28日日曜日までフロリダのホテルで開かれる大会で、トランプ大統領のスピーチは、東部時間で28日日曜日の午後3時40分の予定。
ポンペイオさんやサラ・ハッカビー、CPACジャパンのあえばさんの名前も。
このスピーチで、寅さん親分、売電の政策切り崩す。
親分のリーダーシップと、売電の頼りなさとの明暗。
大会が無事に行われ、良き成果を残す事ができますように。
今週のフロリダでのCPACのライブ中継。
Programming Alert: 2021 CPAC Live Event
The 2021 Conservative Political Action Conference (CPAC) will start th...
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