感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

池上遼一先生のひとりぼっちのリン

2011-03-25 | 人物、映画、本、漫画、ドラマ
この漫画を読んでたのは多分、中学校に上がる前だと思う。
少年サンデーだったかな?
絵が、うまくて、線が生きてるようで、尊敬の眼差しで子供ながらに読んだ記憶がある。

私は、絵を描くのがとても好きな子供だったので、
子供だてらに絵には、ちょっとうるさかったのだと思う。

だから、絵がうまい方の漫画しか読めなかった。

思えば物心ついた頃から、漫画と友達だった。
初めて、感動を覚えたのは、手塚先生の「バンパイヤ」?だと記憶している。
小学校の頃、「ビバ・バレーボール」を1年上の大好きなご近所のえみちゃんと一緒に
交代で週刊マーガレットを毎週買って読んだ。
萩尾望都先生の「トーマの心臓」に深い感動を覚えた。
以来40年近くたった今も、トーマの心臓3冊が私の愛蔵書として本棚に並んでいる。
中学の頃読んだ「男組」もそうだ。
主人公の流全次郎がとても素敵で、彼が駆使する太極拳を覚えたくて、
といっても、大分の片田舎そんな場所があるはずなく、太極拳の本を買って一人で練習をしましたね…。

この男組を描かれた方が、昔、絵のうまさにドキドキしながら読んだ
「ひとりぼっちのリン」を描かれた方である事をのちに知った時は「やっぱり!!!」と思った。

それから色々な漫画を高校を卒業するまで読みましたが、
やはり、純粋で多感な子供の頃に出会い感動したウルトラマンの内山まもる先生、
トーマの心臓の萩尾望都先生、そしてこの池上遼一先生が
私の中で生涯忘れられない3人の偉大なる漫画家になってしまいました。

先生方、感動させてくださり、ありがとうございます。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。