今日も朝からバードウォッチング。
次男が置いて行った北米の鳥図鑑と、主人が衝動買いしたニコンの双眼鏡と、娘が買ってほとんど使わずにいる三脚と、主人がこれまた衝動買いして使わずにいるキャノンのカメラとズームレンズ。リサイクルではないけれど、廃品回収でもないけれど、忘れられていた道具を利用して、一銭の金もかけずに始めた鳥見は、この自宅待機の為に準備されていたのかもしれない。私のような駆け出し初心者には、十分すぎる道具であろう。使い方も十分に熟せず、いまだにピントが中々合わないけど、贅沢は言えない。
自宅で仕事をする家人の中で、一人時間を持て余し、食べる事と食事を作る事以外は、特にすることもない私の自宅待機期間の不自由な自由時間を、意味あるものにしてくれている。
家の前にも裏にも大きな木が何本もあって、始終、双眼鏡を持ってうろちょろしているヘンなおばさんを、近所の人はさぞ、いぶかしんで怪しんでみている事だろう。心配しないで…家の中をのぞいているわけではないからね。
BLUE HEADED VIREOと言う小さな鳥。
雀よりも小さくて、高いところにある枝をちょこちょこすばしこく動き回るから、この一枚をとる為に何十回シャッターを切ったやら、首が痛くなってしまった。とがった小さなくちばしに、丸くてスレンダーなボディー、緑がかった上部の羽には、はっきりとした白いラインが数本走り、見分けがつきやすい。目の周りの白いラインが可愛い。
MALLARDのご夫婦。マガモです。自宅待機となって、裏の公園に来る人が減ったせいなのか、もちょっと向こうの湿地帯にいるはずのマガモがここまで来た模様。裏の公園にちょっとした溝があってそこに水があるので、そちらを利用しているようだ。夜通し雨が降り、小雨がまだちらつく朝の公園で仲良くお散歩。
悪役にはなり切れない脇役と言った感じの,COMMON GRACKLE。オオクロムクドリモドキと言うらしい。黄色っぽい目がちょっと可笑しい。ロビンとスターリングとこのグラックルにハゴロモカラスが地面つつきのお友達。遠目には黒く見えるけど、全身虹色の蛍光色で、頭は緑がかり、くちばしと足は黒っぽい。車が通るそばをどんぐりくわえてますね。
白い首と言う名前を持つ男前の雀。しっかりとしたたくましいボディーに長い尾が雀とは思えないスタイルの良さ。鳴き声まで粋で、ピュー、ピュー、ピッピッピッピーなどと口笛を鳴らすように、夕方になるとよく高い小枝で鳴いてます。雀なのに(?)電線にはなぜかあまりとまらず、高い枝にとまる彼らを、キングオブスパローと勝手に呼んでます。
自然の木々の中に鳥の姿の何と映えることか…。人間も鳥ほどに自然ととけあって生きてるか、とか、思ってしまう。
明日は天気が回復しそう。今週から少しずつ州の取り締まりの解除が始まるらしい。小手始めに、明日から州と郡の公園とゴルフ場などが開くそうだが、全部ではなく一部だけ。それも、通常の許容人数の半分まででとの事。まだ、トイレもキオスクも利用できず、集団での利用も禁止とある。
さて、この事がどう影響する事か。
困っている人がたくさんいるので、早く収まって欲しい気持ちと、コロナが長引くほどに、地球は体を休める事ができるしなとかいろいろ考える。