感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

男性のどこに魅力を感じるか?

2020-08-13 | 人物、映画、本、漫画、ドラマ

クリス・パインが主演を演じるスタートレックの映画3作、もしかしたら、個人的にはスターウォーズよりもこっちの方が、私は好みだと思う。クリス・パインがよい。彼はオデコが広いですね。おでこが広いと美男子に見えると言う、私の勝手な法則のごとくです。

それから、彼はちょっとヤンチャなキャラクターを演じる事が多々あるのですが、(ワンダーウーマンでの役回りも素敵でした)悪っぽい演技をしても悪になり切れない、どこかに良い人が潜む、そんな眼差しがまた、良いです。その彼の良さが、スタートレックのキャプテン役では、200%発揮されていて、これほどの適役があったかと思うほど、ジム・カークがはまり役です。真剣なまなざしも良いです。しかし、何といっても、ついつい目が行ってしまうのが後ろ姿。

彼は立ち姿、とりわけ、後ろ姿が限りなく美し、と思う。

他の俳優さんで、そこまで後ろ姿を注視したことがあったろうかと考える。スタートレックの中に出てくる、クリス・パインは、士官学校の制服姿から、スタートレックのキャプテンが着る黄色いユニフォーム、映画の各所で着る様々な宇宙スーツまで、どれもこれも後ろ姿が際立っていて、目を奪われる。

彼の体の動きには、ちょっと癖がある。走る時、両腕をわりと大げさに広く動かして走る。それもいい。

体から少しだけ腕を離し、肘を軽く曲げて手を自然に開き、足を肩幅程度に立っているその、各所での立ち姿に見惚れてしまう。

はり過ぎではない肩からウエストにかけてのなだらかなライン、引き締まったウエストと形の良いヒップが、実に美しく魅力的な俳優さんである。

彼は自分の背中の魅力を多分よく理解しているはずだ。背中で見せる細かい演技がほんとに、憎いくらいセクシーである。

アメリカの海兵隊に入隊すると、ユニフォームでの立ち姿を教わるらしい。

普通なら、お腹を引っ込めて胸を張るところを、お腹をどちらかと言うとせり出して、背中を後ろに引き、両肩を気持ち前に出す、と言う立ち姿だ。クリスの立ち姿は、まさしく、その海兵隊の立ち姿そのもので、これが制服がきれいに見える姿勢なのかなと、考える。

私は、スタートレックマニアと言うわけではない。

ただ、子供の頃テレビで見ていたし、スポックが好きで、例の指の形をよく真似たりした。

アメリカには、スタートレックの熱狂的なマニアが密かにたくさんいると聞いている。その事は、この映画が公開された時に映画館に見に行き、その時の観客のほとんどが60代、70代の年配の方だったことから、なるほどと思ったりしたのだ。

この映画も、スタートレックを愛する面々が神聖込めて作ったのだろうなと言うのが、キャスティングを通して伝わってくる。

ジム・カークキャプテン、ミスター・スポック、スコッティに、ドクター・マッコイ、アジア系のスールー、そして、頭脳明晰で適格な判断を要所で見せるチェコフ。チェコフ役のアントン・イエルチェンはこの映画3作で、とても良い個性で味を出していた。不慮の事故でもうこの世にはおられない。良い俳優さんだったのにと、悔しい思いだ。

さあ、この3作の中で、どれが一番いかと聞かれたら、やはり2作目のカークが命を犠牲覚悟で、原子力エンジンの核に入りエンタープライズを守ろうとするシーンが最後にある、INTO DARKNESSかなと、思う。この作品には、カーン役で、ベネディクト・カンバーバッチが出ているが、彼のシャーロックは素晴らしかった‼‼

スポック役のザカリ―・クイントと言う役者さんは、テレビドラマのHEROESで、すごく怖い役を演じていた人。個性のある俳優さん。この人がスポックなんだと最初は、中々驚いたものだが、美しく演じておられました。

それと、ドクター・マッコイ役の役者カール・アーバンさんは、ロードオブザリングで、素敵な戦士エオメルを演じておられて(ロードオブザリングに出てくる役者さんで一番好みかな、と思っている)西洋の人にしては丸顔の、これまた良い役者さんです。

なぜか今日は、スタートレックを見たくなって、家にあるDVDを引っ張り出し、一人映画鑑賞をしながら、感動に浸り、色々書いてみたわけです。

感動を与えてくれる映画、こんな作品を一生懸命作ってくれる映画界の皆様、感動をありがとう。

 

 



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