コロッケと言う芸人さんの芸は、いつ見ても気持ちが良い。
コロナで気持ちの滅入りがちな毎日、コロナに感染して命の危険にさらされる前に、巣籠のストレスから体を悪くしてしまいそうな予感がする。
笑って免疫をあげる意味もあり、ストレスを貯めないためにも、今のような時は、サスペンスや犯罪物、おどろおどろしいスリラー系の映画やドキュメンタリーではなく、腹を抱えてわらえるものを見るのが良い。個人的には、ものまねを見て楽しく笑うのが良いように思う。
特に好きなのはコロッケさんの演じる野口五郎と岩崎宏美。
プロの芸人さんは、見る人の為に一生懸命に自分を無にして演じるのだろうと思う。素人の演じる歌やダンスがうまい下手に関わらずなぜか興ざめすることがあるが、その反対だ。素人は、自分の演技を見て欲しいと言う気持ちが前に出すぎている事が多く、見ていて疲れるのだ。その点がプロの芸人さんは違う。
今日は、一日家にこもる中、家で仕事をする家族をよそに、朝の時間はコロッケのものまねを見て笑い声を一人あげながら時間を過ごした。芸に徹する姿勢が本当に好感が持てる。九州の人だと聞く。他ならぬ私も九州人、基本的に根が明るくできている、と思っている。
なので、テレビをつければコロナで、ネットであがるニュースもコロナで、フェイスブックや友人とのチャットルームに届くのもコロナのニュースと言う昨今、一歩外に出ればコロナのような今の生活で、せめて家の中はコロナを持ち込みたくないではないですか。それなのに、食事の時間になればその話題を持ち出し、どこで何人とか、どこの病院がどうとか、、、。はっきり言ってやめて欲しい。明るく行こうではないか。
少しでも咳き込めば、大丈夫か、熱があるのかとか、テイクアウトを取ろうと言うと、可能な限り外部との接触は避けろだとか、、、。何か、すごくオーバーなんだけど。
昨日の時点でアメリカ全土でのコロナの死者は2300人とのこと、ほぼこの1か月半での事だから、比べるには難ありかもしれないけど、昨年の10月から3月でインフルエンザで亡くなった人は3万人以上いると言ってるのだから。インフルエンザは治療薬があるけどコロナは治療薬がないんだと言って、脅す。インフルエンザには予防注射も治療薬もあるのなら、何で3万人も死んでるのさと言いたい。
どこかおかしいよ。
確かに、アメリカのコロナの重患者の割合は中国よりも高いようだ。理由がある。基礎疾患があるのだ。免疫システムが弱いのだ。漢方なども日頃から利用し、アメリカの食生活よりははるかに良い内容の食事をしているであろうスレンダーな中国の人の体調と、肥満体国で、若いころから血糖値やコレステロール値が高く早くから薬を呑み、若い世代でも麻薬や酒で弱った免疫の人がいるアメリカの人の体調とでは違いがある、と理解している。
それから、男性が女性よりもはるかに死亡率高いのも、日ごろの生活習慣だろう。基礎疾患の程度の差が出ているのかもしれない。
今、家にこもってニュースしか見ていない人は、コロナに罹ったら死ぬ、と思っている。必ず重症になって病院のベッドの数が足りなくて、人工呼吸器つけてもらえなくて、病院の廊下で息絶えると思っている。これは、うちの旦那のことだ。ほとほと困り果てている。
中国ではコロナで閉鎖中、離婚する夫婦の数が増加したと言う話、いわゆるコロナ離婚が増加したと聞く。思わずうなずく私。まだまだ先は長い自宅待機の期間、先が思いやられるが、最悪のケースには至らないよう、少なからずの努力をせねばと、色々思案中のこの頃である。