貧しいものが富んだ者にとってかわる復讐劇であると言う
韓国の左派反対グループと言われる人たちが、声をそろえて、
半地下で暮らす家族が、富豪の家に寄生していく様を描いた映画、「寄生虫」は共産主義思想に国民を扇動する、プロパガンダだと言っているのを日本の方たちはどれくらい知っているだろうか。監督と主演をはった俳優さんが日本に来たとかなんかで、ニュースでもてはやされていたが。
文大統領を北のスパイと呼び、彼の退陣を訴えている太極旗部隊と言われる方たちも早くから声を大にして公言していた。
映画が作られた背景に気が付いている人たちと、全く知らないでただ映画が面白いと言ってる人達、今、韓国はこの映画に対する意見が二分しているわけだ。自国の映画が、初めてアカデミーで賞をとって、作品賞まで取ってしまったことを、本来なら大騒ぎして国を挙げて喜ぶはずが、実は、そうではないのだ。外国人の私達はその事をしらない。
そういえば、あのトランプ大統領は、この映画が賞をとったことに苦言を呈していた。さすが、人の顔色を見ない独自路線を行く彼だけある。時にトランプ大統領は、気持ちいいくらい正直だ。うん。
韓国のCJなる大企業の資本が、この映画を後押ししていると言う。お金になるなら何でもいいというわけではないだろうに。自国の赤化の為に資金を調達してあげているも同然なのだから。70年代、80年代の韓国では左派学生運動が大変盛んであったと言う。80年の後半ごろまで、ソウル市内で火炎瓶が投げられたりしてたニュースを見た記憶がある。彼らのバックには北が付いていると言う。その時の学生たちがたくさん映画の世界に入り込んでいると言うのだ。寄生虫をとった監督もその一人だと言うわけだ。
映画が政治的に利用されているわけだ。国民を扇動しているというわけだ。この事が事実であるなら、知らないと言う事は恐ろしいことだ。
もともと、韓国の映画はなぜか鑑賞後の後味が悪くて、好んで見ないと言うか、全く見ない。(冬のソナタは見たけど)
アカデミー賞をとった映画なら見てもいいのだが、あまりにも周りの評判が悪いものだから、ますますもって見る気にならないでいる。