一般企業では、即刻解雇のセクハラが、
安倍政権によって加害者は、「ハメられた」と擁護され、
被害者は、「犯罪者」とされてしまった。
5300万円の退職金は保留の記者会見で、麻生氏は
「一旦官房付にして、調査結果がでてから処分」の問いに、
「その時の給与は誰が払うのか?野党が払ってくれるのか?
常識がない!」と逆ギレする場面が。
テレビ朝日の角南社長は会見で
録音は「身を守るためのものであって、不適切だったとは考えていません」と発言。
4月4日に次官と社員が会った経緯が明らかにされた。
社員は1年半ほど前、福田氏と取材目的で複数回会ったが、
そのたびにセクハラ行為があったため、
上司と相談し、2人で夜に会うのを1年ほど避けていたが、
この日は森友学園問題の裏付け取材を命じられた直後に、
福田氏から連絡があったため、会うことを上司に伝えた上で
取材に行ったという。
具体的な状況が伝えられるなか、
福田氏がセクハラの事実を認めず辞任し、
麻生大臣は福田氏は「ハメられた」と発言。
「公益目的からセクハラ被害を訴えた」女性記者を
犯罪者扱いする安倍政権に、
麻生大臣のみではなく、安倍総理の責任も感じる。
下村元文科相がセクハラ告発したテレ朝女性社員を「ある意味で犯罪」と ...
自民党の下村博文元文科相は22日、都内で開かれた講演会で、財務省の福田淳一事務次官がテレビ朝日の女性社員に対して露骨なセクハラ発言を繰り返した問題で、女性社員が会話を録音をしたことなどを「ある意味で犯罪だと思う」と批判した。
テレ朝社長、会話の録音は「公益目的」 セクハラ問題:朝日新聞デジタル
角南社長はこの日改めて録音は「身を守るためのものであって、不適切だったとは考えていません」と発言。録音には、取材内容と次官によるセクハラ発言が混在したため、結果的に取材内容が外部に渡ったとし、これについては引き続き「遺憾」とした。
会見では、セクハラがあったとされる4月4日に次官と社員が会った経緯が明らかにされた。社員は1年半ほど前、福田氏と取材目的で複数回会ったが、そのたびにセクハラ行為があったため、上司と相談し、2人で夜に会うのを1年ほど避けていた。だが、この日は森友学園問題の報道で他局に先行され、裏付け取材を命じられた直後に、福田氏から連絡があった。そのため、別の上司に福田氏と会うことを伝えた上で取材に行ったという。
この際に社員は福田氏のセクハラ発言を録音し、「この事実を報道すべきだ」と訴えたが、以前セクハラについて相談した上司は二次被害の恐れを理由に「難しい」と答えた。会見で篠塚浩取締役報道局長は「上司は『今のメディア状況の中で、自分の経験からしても現実的に放送は難しい』と(社員に)説明したそうです」と述べた。
すると、「メディア状況」とは何なのか、報道陣から質問が集中した。篠塚局長は、森友・加計学園問題が大きく報道される中、「このタイミングで出す(放送する)ことは、なんらかの我々の意図があると思われかねない。そういう意味合いがあったと見ている」と語った。
上司が社員の訴えをもみ消したかのような一部報道があるとして篠塚局長は「事実ではございません」と否定。「情報共有がスムーズにできなかった体制となっている一番の責任は、組織の長である私にあり、すみやかに改善を図りたい」とも述べた。
福田氏の辞任について角南社長は「ハラスメントの事実を認めず、辞意を表明したことは残念」とコメント。政治家から女性社員を非難する声が上がっていることについては「こちらから申し上げることはない」と述べるにとどめた。
「セクハラ黙認、終わりにしよう」国会で200人が集会:朝日新聞デジタル
セクハラ巡る対応「国民をなめている」 自民・中谷氏:朝日新聞デジタル
若手の時にお仕えした宮沢喜一元首相には、「権力はできるだけ使わないようにしないといけないよ」と言われた。今回の一連の対処を見ていると、何か権力的なところに逃げ込んでいるような対応だ。
(政治のあるべき姿は)「巧詐不如拙誠(こうさはせっせいにしかず)」。巧みに偽りごまかす「巧詐」よりも、つたなくとも正直に誠意がある(「拙誠」の)人物の方が信頼に足る。