馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

闇夜に紛れ

2017-04-04 02:01:42 | Weblog

何を燃やしている?

此の頃、太陽が沈む時間が日に日に長くなる

日没が
日本時間で午後8時を過ぎだした

爺さんの散歩時間も遅くなる

今日も自宅まで残り1kmの場所で
泥棒の臭いがしだした 

    

爺さんが子供の頃、電線泥棒という職業があった
泥棒家業の専門家は北朝鮮人が大半で

日本人もj人生を踏み誤った前科モンが生きる為に

彼らは何時しか忽然といなくなってしまった
北朝鮮への帰還事業が有った頃だと思う

爺さんが小学6年生頃まで多くの北朝鮮人がいた
特に北朝鮮人は商売が上手で金持ちが多かった

小学6年生の夏から中学生になる前に
彼らと家族はほとんどいなくなった 

学校帰り人目の付かない土手の谷間で
銅線・電線等を焼くのである 

きな臭い

銅線や電線を焼くと独特の臭いがする
爺さんの鼻は麻薬犬くらい鼻が利く

脳裏に刻み込まれた臭い記憶 

    

人気のなくなった鉄道ザハは怖い
昔は酔っ払いと泥棒と路上生活者の塒だった

来蒙当初はよくここで酔っ払いに追いかけられた

道路も道も整備されてなく道路も道もジメジメした湿原地だった
独特の臭いとカビ臭さで病気になるんじゃないかと心配するほど

空き地の
そんな囲いの中で電線を燃やしている

首都ではこんな健康を害する煤煙が燃やされている

デジカメを向けると爺さんを見ているようで騒いでいる

写して高架橋を駆け上がり
一目散に自宅まで速足で逃げ帰った

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