早朝の宴会
日本からは春の花の便りが
これでもかこれでもかと届く
モンゴルはまだ春の夜分け前
木の芽が膨らみだした此の頃
散歩中、気になることが
夕方、東の空に満月の月が
これを何とか絵にならんかと思案中
この月は此の頃
遅々と西の空に沈まなくなった
腰の痛みと睡魔に負けて寝るのが早い
NHKニュースが面白くなくなったのもある
爺さんの思いは煙突と月のコラボ
先週末から寒さがぶり返し
マイナス3度が身に堪える
そんな事もあり早寝をしている
午前3時にバタンキュウである
寒さで午前6時に目が覚める
何時だとボケ顔でベランダへ
ぉぉ月が煙突に引っ掛かっている
カメラ( ^ω^)・カメラとジタバタする
口ずさみながら
モンゴルは標高1500mの高地に位置する
日本より月と煙突の距離が一番近いのだ!
何となく口ずさむ歌は炭坑節
ウィキぺデアによれば明治・大正時代の日本の歌・浪花節の第三詩の俗曲?
月が出た出た月が出た/セメント会社の上に出た/
東京にゃ煙突が多いから/さぞやお月様煙たかろう・・
江東区の煙突群を見て歌った替え歌だそうだ
爺さんもひとり口づさんだ
月だ出た出た月が出たヨイヨイと/ウランバートル首都の上に出たヨイヨイと/
UBにゃ煙突が多いから/さぞやお月様煙たかろう・・
お月さんは爺さんの為に
煙突の煙の中へ消えたり出たりのサービスぶり
早朝から爺さんは酔いしれました
バガノールから
この石炭の産出先はUBから東へ250km離れた
バガノールという炭鉱町(車で3時間)
モンゴル中から石炭労働者が集まる街でもある
美人の多い県庁所在地として有名である
モンゴル一番の美人産地はダルハン県
ミス・モンゴルは大体、ダルハンから選ばれる
爺さんも美人を見つける為
昔、ダルハンまで遠征しました
美人の匂いするところへは何処へでも行く
この能力を別の場所で発揮できたならば
もっと国のために貢献できただろうに
送られてくる石炭
爺さんのベランダから火力発電所の石炭集積場が見える
今も燃焼室へ送られる前の石炭がうず高く積まれている
この石炭産出県へ野良犬爺さんは美人探しに行きました・・むかし
いました、確かに沢山、美人がいるんです
でも大半は地元のワルや早熟な奴のひも付きなんです
でも中には美人で優秀な子はUBの大学へ出てくるんです
爺さんも引っ掛け釣りした美人はバガノールの子でした
一時の春を酔いしれました・・いま盛んかな桜のように
酔いしれたのも冷めたのも早かった・・
一瞬の淡い春でした
その子が選んだ相手は仕事もなく生活能力もない若者だった
炭坑節ぞ
お月様も爺さんも煙突から出る煙に
さぞや煙たかろうです
煙いより心に大きな痛手を負いました
逃げた逃した魚は大きかった痛手に
今も