講談の講釈じゃないが
昨日の夕方、西の彼方に龍神が現れ
世界平和の祈りを披露した
その龍の舞に生じた大地の乱れが
黄砂となり首都一帯をご覧のように
四ケ月ぶりに年金をおろす為に車を使う
散歩に出かけるのが早い爺さんだから
徒歩じゃ間に合わない
いつも銀行が閉まる時間(午後四時)
散歩に出かける爺さんである
霞を食いながら生き延びていたが金が底をつき出した
午後二時に車で出かけた時は真っ青な空模様だったのに
一転にわかに
闇市で$を現地の通貨に交換する
憎きトランプめ!
大切な年金額が目減りした3万円近い為替差損である
何が米国一番じゃ
後進国家からも$を価値なし扱いされ
そんな事なら小まめに換金しておけばよかった
3月まで闇市でも$の一人勝ちだった
爺さんは金儲けには向いていないようである
それでもなかろう龍神様の怒り狂いよう
午後三時過ぎから西の彼方から黄砂が秒速できた
天空が掻き曇り
雨が落ち黄砂が舞う
車は黄砂で粉が降りかかる
大きな爺さんのお目めに黄砂の粉が入る
歩けないと泣きがいるが
傍をもっと大きな馬の目をした現地人が
何食わぬ顔して通り過ぎる
DNAが違う!
何千年も生き抜いてきた現地人は平気さ
砂嵐が舞う
二時間吹き荒れた黄砂は東の彼方へ飛んで行った
上の写真は二時間後の明るくなりかけた時の写真
それでも3km先にある霊山(ボクド山)が見えない
極東へ去れ
黄砂の発生場所はモンゴルのゴビ砂漠と言われている
5千㌖離れた日本まで黄砂を運ぶのだから凄い力である
目を洗っても目がショボショボする
厄介な黄砂である