家内に誘われ、阪急百貨店で開催中(5/8まで)の、ねこの写真で有名な岩合光明さんの、津軽の子ネコ達を四季にわたり撮影された『ふるさとのねこ』展を見て来た。
大きく引き伸ばされた写真からは、やんちゃな子猫達や、それをやさしく見守る母猫、さらには津軽の風景とのマッチングなど、テレビ番組でみた猫たちとはまた違った、すぐそこにいる、動きだしそうな、鳴き声が聞こえそうな写真であり、光に輝いた毛並みのすごさ、ねこ達の動的な動きの一瞬の切り取りと共に、子猫達の愛くるしい目の美しさに感動した。
小生も、5年ほど前に60歳の記念で、家内と子供からカメラをプレゼントされ、どこへ行くにもカメラをぶら下げ、風景や花の写真を撮っているのだが、ねことなると殆ど上手く撮影出来た記憶が無い。
撮った写真を探してみたら、唯一この写真が出て来た。室津の梅林の居候の猫で、たくさんの花見客が行き交う中で、気持ち良さそうに寝ていた。でも何か愛くるしさが感じられない。
岩合さんのように『ねこ』をうまく撮るためには・・
会場内を見ていると、今ご使用のカメラ機材紹介コーナーがあり、ミラーレスカメラでレンズは 12-40mm F2.8 、さらに後ろに貼られていた写真の撮影条件が、感度 ISO 200 f2.8 1/500 との事で、猫のほんとの姿を取るためには、こんな機材と共に、繊細な条件作りが必要なのだと感心させられました。
当然レンズが短焦点であれば、猫に出来るだけ近づく必要があり、このためには、ねこと『お友達だよ』『お父さんだよ』、いやいや『僕も猫だよ』と信頼関係を重ねる事がポイントかと思われ、メモを取り損ねたが、岩合さんが猫を撮影する10ケ条を書かれていたが、『ねこ』とのお友達になるコミュニケーション術を得ないと難しそうである。出口横に貼られていた『我が家の猫』の写真も、飼主と猫との愛情の賜物なのであろうか。猫の方から、すりすりとよって来てくれないと、『信頼してもらえる猫』にはなれないのかもしれない。
次に、写真を見させていただいて、小生が無知で、動物の写真を撮るときの常識なのかもしれないが、照明を入れずに、暗い所でも自然の光だけで写し込まれている事に驚いた。当然ライティングをすれば、猫の目に何らかの光が映り込んだり、いわゆる夜目の写真となってしまうが、ねぶたの中に潜り込んだ猫の写真では、目にきれいなねぶたの模様が入り込んでいて、これ、この照度で、動きを考えたシャッター速度で、どんな条件で撮っておられるのか。さすが岩合さんならではの感性、猫とのお付き合いの中で生まれる一瞬の光を捉えられる技術のすごさに感銘した。花火をバックにした写真でも、あの暗闇と、一瞬の光の演舞で浮かび上がった猫達、この構図を取るためにはどれだけの時間が必要なのか。パチパチ、あっちこっち意味もなく取っている素人カメラマンとは、やはり『ネコ』への愛情、思いの深さを、あらためて感じた。このほか川を飛び越える猫の写真も、猫がカメラの前で都合良く演技してくれるわけでなく、このあたりを飛び越えそうだ、焦点はここへあわせて、動きにあわせたシャッター速度は、光は・・・と計算される中で、このあたりしかないと狙いをつけての撮影かと思うが、これも『ネコ』達とのあうんの呼吸が出来る事で得られるものでしょうね。
今回の写真展で、動物写真の面白さと共に奥深さが判ったのでチャレンジしてみたいが、レンズを考えてみた場合、広角ズームから標準ズームでF2.8となると、カメラ本体より高くなるかもしれない。
やはり『ネコ』を追いかけるとなると、『はい、パシャ』では失礼で、猫にもこっちを向いてもらえる、それなりの事をしてあげないと失礼なのかもしれない。
大きく引き伸ばされた写真からは、やんちゃな子猫達や、それをやさしく見守る母猫、さらには津軽の風景とのマッチングなど、テレビ番組でみた猫たちとはまた違った、すぐそこにいる、動きだしそうな、鳴き声が聞こえそうな写真であり、光に輝いた毛並みのすごさ、ねこ達の動的な動きの一瞬の切り取りと共に、子猫達の愛くるしい目の美しさに感動した。
小生も、5年ほど前に60歳の記念で、家内と子供からカメラをプレゼントされ、どこへ行くにもカメラをぶら下げ、風景や花の写真を撮っているのだが、ねことなると殆ど上手く撮影出来た記憶が無い。
撮った写真を探してみたら、唯一この写真が出て来た。室津の梅林の居候の猫で、たくさんの花見客が行き交う中で、気持ち良さそうに寝ていた。でも何か愛くるしさが感じられない。
岩合さんのように『ねこ』をうまく撮るためには・・
会場内を見ていると、今ご使用のカメラ機材紹介コーナーがあり、ミラーレスカメラでレンズは 12-40mm F2.8 、さらに後ろに貼られていた写真の撮影条件が、感度 ISO 200 f2.8 1/500 との事で、猫のほんとの姿を取るためには、こんな機材と共に、繊細な条件作りが必要なのだと感心させられました。
当然レンズが短焦点であれば、猫に出来るだけ近づく必要があり、このためには、ねこと『お友達だよ』『お父さんだよ』、いやいや『僕も猫だよ』と信頼関係を重ねる事がポイントかと思われ、メモを取り損ねたが、岩合さんが猫を撮影する10ケ条を書かれていたが、『ねこ』とのお友達になるコミュニケーション術を得ないと難しそうである。出口横に貼られていた『我が家の猫』の写真も、飼主と猫との愛情の賜物なのであろうか。猫の方から、すりすりとよって来てくれないと、『信頼してもらえる猫』にはなれないのかもしれない。
次に、写真を見させていただいて、小生が無知で、動物の写真を撮るときの常識なのかもしれないが、照明を入れずに、暗い所でも自然の光だけで写し込まれている事に驚いた。当然ライティングをすれば、猫の目に何らかの光が映り込んだり、いわゆる夜目の写真となってしまうが、ねぶたの中に潜り込んだ猫の写真では、目にきれいなねぶたの模様が入り込んでいて、これ、この照度で、動きを考えたシャッター速度で、どんな条件で撮っておられるのか。さすが岩合さんならではの感性、猫とのお付き合いの中で生まれる一瞬の光を捉えられる技術のすごさに感銘した。花火をバックにした写真でも、あの暗闇と、一瞬の光の演舞で浮かび上がった猫達、この構図を取るためにはどれだけの時間が必要なのか。パチパチ、あっちこっち意味もなく取っている素人カメラマンとは、やはり『ネコ』への愛情、思いの深さを、あらためて感じた。このほか川を飛び越える猫の写真も、猫がカメラの前で都合良く演技してくれるわけでなく、このあたりを飛び越えそうだ、焦点はここへあわせて、動きにあわせたシャッター速度は、光は・・・と計算される中で、このあたりしかないと狙いをつけての撮影かと思うが、これも『ネコ』達とのあうんの呼吸が出来る事で得られるものでしょうね。
今回の写真展で、動物写真の面白さと共に奥深さが判ったのでチャレンジしてみたいが、レンズを考えてみた場合、広角ズームから標準ズームでF2.8となると、カメラ本体より高くなるかもしれない。
やはり『ネコ』を追いかけるとなると、『はい、パシャ』では失礼で、猫にもこっちを向いてもらえる、それなりの事をしてあげないと失礼なのかもしれない。